天井照明を音声で操作できるようにしても壁スイッチでOFFしてしまうと意味がなくなる問題の解決方法

ℹ️ この記事は、2020-02-16に別のブログ媒体に投稿した記事のアーカイブです。

こんにちは、たつきちです。家電やデジタルガジェットが大好きで、自宅の賃貸マンションをめっちゃスマートホーム化しています。

この記事では、「天井照明を音声で操作できるようにしても壁スイッチでOFFしてしまうと意味がなくなる問題」の解決方法についてお話しします。

「天井照明を音声で操作できるようにしても壁スイッチでOFFしてしまうと意味がなくなる問題」と言われてピンと来ない方には読む必要のない記事かもしれません(笑)が、最近流行りのスマートホームについて知る機会として楽しんでいただければと思います。

天井照明を音声で操作できるようにしても壁スイッチでOFFしてしまうと意味がなくなる問題とは

リモコン式の天井照明(シーリングライト)と Nature Remo などのWi-Fi機能付き学習リモコンを併用して、天井照明をGoogle HomeやAmazon Echoなどで音声操作できるようにするのは手軽にできるスマートホーム化の定番かと思います。

照明器具自体のON/OFFはリモコン信号で制御できますが、そのためには前提として 壁スイッチを常にONにしておく 必要があります。

でも、ぶっちゃけ普通に壁スイッチでON/OFFしたほうが早いときもありますよね?

それに、一人暮らしならまだしも、家族と同居している人なんかだと、 家族全員に壁スイッチの使用を禁止するとかほぼ無理ゲー だと思うので、壁スイッチは一切使わない!常に音声かスマホで操作する!というルールを貫ける人はなかなかいないんじゃないかと思います。

あまりこの問題に言及している人を見たことがないのを個人的にすごく不思議に思っているんですが、皆さん一体どうしてるんでしょうか?🤔

いわゆる 「スマートスイッチ」 と呼ばれる製品もありますが、壁スイッチの付け替えは電気工事士という資格がないとやってはいけない行為ですし、免許があっても賃貸物件だと多くの場合規約に違反しますよね。

頑張って壁スイッチ封印してるのか、それとも壁スイッチのある照明はスマート化を諦めてるんですかね・・・?(本当に不思議に思ってるので教えてほしいです💨)

解決方法、あります。

さて、皆さんがどうしているのかはよく分かりませんが、僕は1つの完璧なソリューションをすでに発見して快適に運用しています。今日はその方法をお教えします。

結論としては、 壁スイッチの代わりにスマートボタンを使う だけです👍

スマートボタンとは、物理的なボタンを押すとネットワーク経由で様々なタスクを実行させられるようなIoT製品のことで、いくつかの製品が市場投入されているようですが、おそらくその中でも最右翼が flic という製品で、僕はずっとこれを愛用しています。

flicは、つい最近メジャーバージョンアップがあり、見た目もスタイリッシュになった上、バッテリーライフや通信可能距離なども大幅に向上しました🙌

flicの使い方

flicボタン1つにつき、

  • クリックしたとき

  • ダブルクリックしたとき

  • 長押ししたとき

の3パターンそれぞれに対して様々な処理をセットできます。

連携可能なサービス の中に IFTTT があるので、

  • flicボタンがクリック/ダブルクリックされたら

  • Nature Remoで天井照明をON/OFFする

という連携が可能です👍

僕の場合は、flicボタンを操作してから照明が動作するまでの遅延を少しでも小さくするために、IFTTTを経由させず直接Nature RemoのAPIを使って操作するよう設定していますが、これについては手順がやや専門的なのでここでは割愛します🙏

1. スマホアプリを設定

アプリにflicボタンを登録する作業を終えたところからの操作をキャプチャ画像で紹介します。

Clickにアクションを追加
IFTTTを選択
MODIFYをタップ
IFTTT側に伝えるための適当なタグ名をつける
前の画面に戻って今作ったタグを選択したら画面右上のAddをタップ
完了

こんな感じで、 「クリックしたらタグ名付きでIFTTTをトリガーする」 という設定ができました👍

2. IFTTTを設定

続いてIFTTTに設定(Applet)を作成します。

Createを選択

まずはThisの設定です。

Thisの設定
flicで検索
A Flic with a tag is clickedを選択
アプリ側でセットしたタグを選択

続いてThatの設定です。

Thatの設定

ここでは、Nature Remoを使っている場合の例を示します。

natureで検索
Control lightを選択
適切な照明の操作を選択して作成
適当な名前をつけて、作成完了

これで、flicボタンをクリックすると天井照明が点灯するようになりました。

同様に、ダブルクリックまたは長押しで消灯するように設定して、flicボタンを壁に貼り付ければ、壁スイッチの代わりに使えます🎉

注意事項

flicボタン単体だと、スマホアプリに直接登録して使うことになるため、 flicボタンのbluetooth通信圏内にスマホがあるときにしかボタンが動作しません。

一人暮らしの方ならそれでもよさそうですが、家族がいる場合など、スマホが家にないときにもボタンを動かしたいケースもあるはずです。

その場合は、 flic hubという母艦デバイスを使います。

スマホの代わりにflic hubに各ボタンを登録して、flic bub自体は自宅内に据え置きする、という運用になります。

まとめ

  • 天井照明を音声で操作できるようにしても壁スイッチでOFFしてしまうと意味がなくなる問題は、flic などのスマートボタンを使えば解決できる!

flicは こちらのオフィシャルオンラインストア で購入することができます 。

それでは、よきflicライフを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?