NBAをつぶやく-NBAドラフト2024
NBAドラフト2024の話題
全体1位はザカリ・リサシェイ、フランス勢がロッタリーピックに3名
アトランタ・ホークスがリサシェイを全体1位指名。昨年のウェンバンヤマに続き2年連続でフランス出身選手がドラ1に。この指名でATLのロスター再構築は確実視されてましたが、早速デジョンテ・マレーをNOPに放出。リサシェイとポジションの被るハンターも放出してロスター再構築迄は確定ですね。ハンターとカペラでLACポール・ジョージを狙ってみて欲しいですが果たしてどう動くのか。トレイ・ヤングもアセットに変えて完全再建期に突入する可能性もあるけど、今すぐ大量にアセット放出してオールインしたいチームあるんだろうかという疑問もあり、今季はそこまで踏み込まないに1票。
ワシントン・ウィザーズがアレックス・サーを全体2位で指名。これでフランス出身選手がワンツーフィニッシュとなる指名。オフェンス能力が開花するか?という話はあるんですがインサイドの主軸になれる良い選手を指名だと思いました。個人的にはATLがサーを指名してカペラとハンター放出でロスター強化、WAS全体2位でリサシェイと26位でPG指名するという世界線も見てみたかったんですけどね。
ヒューストン・ロケッツが全体3位でリード・シェパードを指名。アンダーサイズのPGなのでNBAでもDF貢献できるか?は未知数ですが、シュート力は折り紙付きなのでバンプの後継者として初年度から暴れて欲しいですね。
サンアントニオ・スパーズが全体4位でステフォン・キャッスルを指名。大型PGをウェンビーの相棒にしていく構想はポポじい様らしさ全開ですね。ただキャッスルは3Pがそこまで得意では無いので、この辺りを改善させられるかどうか注目ですね。
デトロイト・ピストンズが全体5位でロン・ホランドを指名。スペーシングに課題あるロスターとフィットするんだろうか、という疑問はあるんですがポテンシャル高い選手なので上手く育てて欲しいですね。
シャーロット・ホーネッツが全体6位でティージャン・サラウンを指名。フランス出身選手3人目。ちょっと指名順位が高い気もしますが、ラメロ・ボールとブランドン・ミラーと並べる選手としてはフィット感あるので、頑張って欲しいですね。
ポートランド・トレイルブレイザーズが全体7位でドノバン・クリンガンを指名。 現在の実力値としては今年のドラフトでNo.1と言えるセンターの指名。ディアンドレ・エイトンとロバート・ウィリアム3世が既にいるチームなので、誰か1名は確実に放出することになりますね。
サンアントニオ・スパーズが全体8位でロブ・ディリングハムを指名してミネソタ・ティンバーウルブスに指名権と交換でトレード。当面はマイク・コンリーのバックアップだと思いますが、アントマン以外にオフェンスでパンチ力あるバックコートの選手を補強するのはアリだと思うので、MINは良い指名ですね。
個人的に好きなメンフィスのザック・イディーの指名
全体9位でメンフィス・グリズリーズが指名。ちょっと指名順位は高いんですけど、膝の怪我でシーズン全休→HOUにトレードされたスティーブン・アダムスみたいな選手になれる可能性があり、ジャ・モラントの用心棒役として活躍が期待されます。うまくハマればJJJをローマーに置いて、ザック・イディーがリムプロするグリット&グラインド時代みたいた鉄壁DFチームが出来上がりますね。
LALがブロニー・ジェームスを指名、レブロンとの親子共闘へ
ロサンゼルス・レイカーズはブロニー・ジェームスを2巡目55位で指名。代理人のリッチ・ポールがLAL以外のチームに電話で「指名したらブロニーはオーストラリアに行かせるからな」という圧力をかけまくったという黒い噂もありますが、NBAファンとしては「最初で最後になるであろう親子共闘」が見れるのであれば、エンタメとして楽しみは増えるのでよしとします。
選手としてのブロニーについても、ドラフトコンバインや高校生時代の映像を見る限り「ウィングスパンの長いディフェンシブなガード」として成功する道はある様に見えます、ドリュー・ホリデーやデリック・ホワイトを最終形態とするにはゲームメイクを沢山勉強しないといけないので、ジョシュ・ハートやドンテ・ディビンチェンゾみたいな鉄人系の3&D選手として成長できれば生き残れる気もします。父が偉大すぎるので色々と言われて大変だと思いますが、頑張って欲しいですね。
親子共闘の実現は父レブロン・ジェームスがLALと再契約するか次第ですが、前述のクラッチスポーツ社の動きを見れば、プレイヤーオプションを破棄してフリーエージェント→2年100ミリオン級の契約で妥結するんじゃ無いかと思いました。