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DataSaberへの道!Ord2備忘録(Q7~Q11)

Ord2_Q7

比較値を示すのに効果的なグラフ形式は?
①線グラフ
②棒グラフ
③散布図
④箱ひげ図

Ord2_A7

①線グラフ
 ・時間系列の分析が効果的
棒グラフ
 ・データの比較に効果的
③散布図
 ・変数間の関係性の分析や、データの分布を分析するのに効果的
④箱ひげ図
 ・データの分布を分析に効果的

Ord2_Q8

円グラフの不利な点は?
①隣り合っているものしか比較できない
②角度を比較するのが困難
③色を使わないと表現できない
④スペースを大幅に取る
⑤数が多いものを比較することができない

Ord2_A8

①隣り合っているものしか比較できない
地域別の売上を表した円グラフを試しに作成してみました。
関西が売上が多くて、北海道が少ないというのは一応は読み取れますね。

地域別売上円グラフ

オーダー日(年)を追加
例として、2013年と2014年でどっちが関西地域の売上が高いのかこれだとわからないのですね。。。
同一の円グラフ内なら比較ができますが。

オーダー日追加地域別売上円グラフ
年度別関西地域売上円グラフ

円グラフは隣り合っていないと比較することができないのが分かりました。

②角度を比較するのが困難
値が近いものだと、角度に差がないためどっちが大きいのか見た目だけでは判断できないので、角度を比較するのが困難なのがわかります。

地域別売上円グラフ

③色を使わないと表現できない
色を使わない円グラフを作成しましたが、もはや何を比較したいのかわからないものになりました。

地域別売上円グラフ

色を使わないと円グラフは表現できないのがわかります。

④スペースを大幅に取る
情報量が多いとラベル表示した際にビュー全体にしないと、意味をなさないものになり、スペースを大幅に取ることになるのがわかります。

ビュー全体の円グラフ
標準の円グラフ

⑤数が多いものを比較することができない
地域別に比較していますが、数が多いと色が多くなりわかりづらく、また地域ごとの色に意味をもっていないので、比較するのが非常に辛いものだとわかりました。

項目数が多い円グラフ

カテゴリ別で家電と事務用品の比較をした円グラフに修正してみました。
比較対象が2つの際には、円グラフは明確にどちらが大きいかわかったりするので、良いのがわかりますね。

項目数が少ない円グラフ

Ord2_Q9

人が一度に区別できる色の数は?(もっとも近いものを選択)
①3
②7
③20
④100

Ord2_A9

①3色の判断はできるか?
3色なら一度にどの色か判断できますね。

例)信号の色


②7色の判断はできるか?
7色ぐらいなら、判断できるかなと思います。
(人によって違いはあると思いますが)

例)虹の色

③20色の判断はできるか?
何色があるのかすべてを把握するのは無理ですね。。。

例)20色パレット

④100色の判断はできるか?
20色で無理なので、100色は全て一瞬で判断できないですね。

例)100色パレット

私としては7色ぐらいが限界かなと思いますが、一般的には10~5色、10~7色が一度に区分できるとされているようです。
何十色も判断することはできないので、Vizを作成する上で色の多用は避けないといけないですね。

Ord2_Q10

ダッシュボードには以下の種類のものがある
①深堀型
②説明型
③探索型
④作文型

Ord2_A10

以下の2種類が存在します。
②説明型
・特定のメッセージを伝えることを目的としている
・見る人側の操作性は少ないが、作者の意図を瞬時に伝えることができる

③探索型
・見る人が自分の視点で情報を深堀りできるように設計されている
・プルダウンメニューなどを使用して項目をブレイクダウンできる。ユーザがカスタマイズできることを前提に設定されている
・価値中立的なダッシュボードであり、ユーザーが自由に情報を探索できる

Ord2_Q11

ダッシュボードに配置するシート数は一般的にいくつに収めるのがよいか?
①2以下
②4以下
③6以下
④10以下
⑤気にする必要はない

Ord2_A11

情報が多ければ多いほど、人の脳は疲れてしまうので、ビューを詰め込まないようにする必要がある。シンプルさを保つようなダッシュボードがよく、3~4個が一般的に良いとされている。

Ord2_Q12

ツールヒントはどうするとより効果的に活用できるか?
①デフォルトのまま使用する
②必要な情報に絞り、わかりやすい文言とフォントに変更する

Ord2_A12

サブカテゴリ別の売上と利益を表した棒グラフですが、デフォルトのツールヒントが以下になります。
 サブカテゴリ
 利益
 売上

順番として「売上」「利益」の方が見やすかったり、売上と利益の額を強調したいと思ったらフォントサイズを変更したりと、必要に応じてどう見せるかを考える必要があります。

デフォルトのツールヒント


ツールヒントの変更①


ツールヒントの変更②

デフォルトままではなく、作成したVizに対して必要な補足情報を考え、ツールヒントを変更することでより良いものになります

Ord2を終えて

会社での資料を作成する際に、今までは「比較に優れているから棒グラフ」、「時系列推移を見る為に線グラフ」といった視点で作成していなかったことに気づかされました。なんとなく多くの資料で、棒グラフ、線グラフが使われているから、真似して作っていました。それぞれのグラフの得意な領域があるので、Ord2を通して理解を得ることができたなと思います。

またグラフの種類だけじゃなく、色に関して言えば、今まで無意味に多く使ったりして(色がないよりあった方が見栄えがいいのかなとの思い込みで)、色そのものに意味を持たせ、見る側に負荷なく情報を伝えていなかったことを痛感しました。

Ord2を学習することで、見せ方という基本が少し理解できたと思います。


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