【マリンセス】グレートバブルリーフを2体並べる+今月の構築考察【海晶乙女】

 こっそりypをしているttoです。「DP深淵の決闘者編」が発売された頃は環境Teir表にマリンセスが載っており、研究が最も行われていた時期ですが、そのころ5chの水スレで「バブルリーフを2枚並べるのが最近のトレンド」というレスを見ました。当時は餅が健在で、その「トレンド」にはさほど興味がなかったです。
 時は流れ、環境Teirからは離脱しマリンセスは組む人しか組まないテーマとなりました。それにともないツインバブルリーフのルートは世間からも筆者の頭からも風化し、マスターデュエルでもマリンセス動画はいくつか有ったのですがツインバブルリーフを言及したものはなかったです。
 忘れたままだったのですが、この間のCSで実際にリンク4を2枚並べることができたときに思い出し、最適化できたので紹介しようかなと思います。

ツインバブルリーフのメリット

 そもそもとして「2枚並べて何が良いの?」と言う疑問を持たれる方もいるかもしれません。ので、それについて説明します。

①手札に重なったマリンセスモンスターを有効活用できる。
 マリンセスを使用している人ならば誰しも経験あると思いますが、手札に3-4枚程度のマリンセスモンスターが固まることがあります。その場合、展開に使用しなかったモンスターはリソースとして手札に温存するしかなくなります。
 バブルリーフのドロー効果はそれぞれが1回ずつ使用できるので重なったマリンセスモンスターをドローに変換することができるというメリットがあります。

②波動バブルリーフがさらに固くなる
 効果を受けないバブルリーフに対しては、クヌルギアスや壊獣などと言った対策札があります。特に壊獣は手札の波動も機能しなくなるので、一気に危うくなります。
 しかし、バブルリーフ2枚ならば1枚飛ばされても問題ありません。また、アクセスコードトーカーなどの高打点で戦闘破壊しつつ、残りでリサールを取るという方針も、3000越えの完全耐性が2枚ある場合にはほぼ無理と言って良い難易度になります。ついでに言うと、スタンバイフェイズの除外ドロー効果も2回使用するので3800が2枚からのスタートになります。

ツインバブルリーフの展開例

展開例シーホース+スプリンガール+コストの水
①シーホース通常召喚ブルースラッグL召喚シーホース回収して特殊召喚シーエンジェルL召喚ダイブサーチ...いつもの展開
②ブルースラッグ+シーエンジェルでコーラルアネモネ
③ダイブ発動してシーホース蘇生
④コーラルアネモネ+シーホースでコーラルトライアングルリンク召喚
⑤コーラルアネモネでシーホース回収、そのまま捨てて波動サーチ
⑥コーラルアネモネ除外してスプリンガール特殊召喚
⑦グレートバブルリーフリンク召喚
⑧コスト水捨ててコーラルアネモネ帰還。
⑨コーラルアネモネでコーラルトライアングル蘇生。
⑩バブルリーフ2体目
ツインバブルリーフ+波動の布陣になります。

展開のポイント

 マリンセスでは基本リンク値は1ずつしか伸びませんが、グレートバブルリーフの帰還効果コーラルアネモネの蘇生効果は高リンクモンスターを特殊召喚できるので、リンク値を大きく伸ばすことができます。
 今回の展開ではスプリンガールを使用してグレートバブルリーフの帰還の種を準備しつつコーラルアネモネの蘇生を後回しに出来たことがリンク値の節約となりました。
 あと、上記の展開ルートは5回目にコーラルアネモネが着地することとなるので、ニビルに対してもある程度の耐性を有しています。
 グレートバブルリーフで除外する水属性が足りないように感じたならスプラッシュメイジを噛ませると水増しできます。

ツインバブルリーフの必要条件


 さて、上の展開例で何となくわかったと思いますが、ツインバブルリーフに必要なものは

① コーラルアネモネを使用せずにコーラルトライアングルを出せるカード
② スプリンガール
③ 水1体

になります。
①についてはシーホースの他にパスカルスが該当します。
また、①②いずれも、ブルータン、ダイブ、闘海で代用可能です。ご存じの通り、闘海下ではダイブでブルータンをリクルートできるためです。
③はバブルリーフの期間までに用意できれば良いので、ブルータンでマリンセスモンスターがめくれた場合などに通常展開から移行するということも可能です。

ツインバブルリーフのまとめ

 構築を歪ませることなく展開でき、強いのでぜひ使ってください

今月のマリンセス

 おまけで今月(2023年7月)に使用したマリンセスを紹介します。

構築

 ガメシエルメイン投入はピュアリィを念頭に置きつつ、ジーランティスで自分の場に戻ってくることから8000揃えやすくするために採用しました。先行でも手札コストにはなるだろうといったところです。
 ドロバはずっとメインです。相手の動きを止めるという点において、増殖するGと同様くらいには働きます。また、増殖するGに対して打てるという点が、増殖するGが通ったらそのままターンエンドするしかないマリンセスにとっては最低限のリンク体を出せるだけでもありがたいことではあります。
 ロンギヌスは「R-ACEのエマージェンシーでハイドランドリクルートされたときに打てばタービュランス成立させる方法ないのでは?」という想定で投入しました。あと、なんだかんだで指名者や拮抗勝負(サイドからよく飛んでくる)、いろんなデッキのいくつかのカード(ティアクシャとかアルビオンとかいろいろ)にも対応できるし、バブルリーフの除外以外ならこちらともかち合わないだろうと判断して投入しました。
 サイドは主にティアラメンツとR-ACEを意識しています。ティアラメンツだけを見るならDDクロウやわらしより、イシズやティアラ魔法罠まで対応可能なスカルマイスターのほうが良いかなと思っています。ただ、ラビュリンスも増えてきているので、ビックウェルカムに当てられるわらしのほうが良いかもしれません。
 エフェクトヴェーラーはR-ACE想定で、幅広くみるために採用しました。とは言え、結果的には、展開系や転生炎獣まで見ることができるニビルで良かった感じはあります。
 皆既日食の書は当初の想定ではティアラメンツとR-ACEを両方見ることを目的としました。うららが当たることは難点です。実際に使ってみたところ、みかんこ相手にも相当優秀で採用して正解だったなと思います。
 罠対策で羽根、拮抗、醒めない悪夢を投入しています。マリンセスは展開系に強く、コントロールやミドルレンジ対面でもガメシエル採用でそれなりに強くなるのですが、罠型相手だと何すればいいのでしょうか?よくわかっていません。

環境

 ピュアリィとR-ACEはどこ...?

結果

 色々かみ合って入賞しました。今後は海とベアルクティとグレイドル擦りつつ、タイミング見てまたマリンセス使おうかなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?