先週の血統の勉強復習 有馬記念

有馬記念の好走血統傾向
ここ5年で馬券に絡んだ系統は、サンデー系、キングマンボ系、Danzig系、ロベルト系、プリンスリーギフト系、レイズアネイティヴ、ノーザンダンサー系、ミスプロ系マイバブー系。リピーターの多いレースでもある。

同一馬以外なら、サンデー系、キングマンボ系、Danzig系、ロベルト系。

❶3枠6番 リスグラシュー 牝5 55㎏ レーン
ハーツクライ×American Post
サンデー系×ネイティブダンサー系

父ハーツクライの成長力がピークにある印象。コックスプレートでも自身は57㎏を背負って49㎏の地元3歳馬に勝った辺りはその証明かなと思います。
母父アメリカンポストは、仏2000ギニーなどを勝った馬。通算成績9戦6勝のマイラー。
サドラーズウェルズ、Mill Reefを内包してるあたりから、タフな馬場もこなし、坂がある中山コースは問題なく走れそう。

❷5枠10番 サートゥルナーリア 牡3 55㎏ スミヨン
ロードカナロア×スペシャルウィーク
キングマンボ系×サンデー系

気性的な問題はあるものの、右回りだけに限れば5戦5勝ですし、中山のG1も2勝。かなり瞬発力に特化してるので直線の短い中山はベストの舞台。母父スペシャルウィークなのでスタミナも完備。
サドラーズウェルズの血も内包してるので今の時期のタフな馬場もこなせそう

❸4枠7番 ワールドプレミア 牡3 55㎏ 武
ディープインパクト×Acatenango
サンデー系×ハンプトン系

母マンデラは独オークス3着の実績。全兄のワールドエースはG3 きさらぎ賞、G2 読売マイラーズCの勝ち馬。父のアカテナゴンは現役時代24戦16勝で独ダービーやサンクルー賞の勝ち馬で3年連続独年度代表馬。種牡馬としては、独リーディングサイアー。母父としての成績はドバイワールドカップ勝ち馬のアニマルキングダム。前走の菊花賞で能力が開花。菊花賞から有馬記念のローテーションは王道ローテーション。

2週前の雨からパワーがいる馬場になっており、その上、有馬記念当日も雨も降り、さらに時計のかかる馬場。
アエロリットが逃げて、1000m通過が57.6秒のHペース。直線で先行勢が軒並みが脚が止まる中、後方でレースを進めたリスグラシューが外から差して5馬身差の圧勝。2、3着は、3歳のサートゥルナーリアとワールドプレミア。勝ったリスグラシュー同様に後方待機から入線。

ワールドプレミアは血統傾向からみると推せる要素が少ないと思ったが、有馬記念にはドイツ血統は、非主流血統にあたり、非主流血統がよく絡んでいた様子。
マンハッタンカフェ、ブエナビスタ、エイシンフラッシュ、オーシャンブルーなど。クラシックなどが行われる距離のレースで活躍する馬を主流血統。だいたいは400で割りきれるレース。それ以外が非主流血統にあたる。エリザベス女王杯の京都2200mや宝塚記念の阪神2200mなど。来年からはここもチェックが必要。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?