MUPカレッジ〜week12〜②
前回の最後に大切と言った、専門性・権威性・信頼性について一つずつ説明していきます。
<専門性
まずは、専門性について。Googleに専門性が評価されるとはどう言ったことか皆さんはわかりますか?
ずばりこれは、内部リンクが多いことです。内部リンクとは、よく記事の中にある「ほかのおすすめはこちら」や「詳しくはこちら」などのリンクのことです。
例えば、ライフスタイルメディアで衣食住について特集されていてその中におすすめが載っているとしましょう。この中の衣に当たるおすすめのファッションと、住に当たるおすすめエリアのリンクの2つは2つの分野に分かれてしまっているためリンクしません。
専門的にある分野に特化したWEBサイトが重要です。
では、その例を見ていきます。
ライフスタイルメディアではなく、ファッションメディアに特化したサイトにします。衣食住だったところは、冬服・コーデ・色合いにします。そうすると、内部リンクとして「冬服コーデはこちら」や「季節ごとのコーデはこちら」などにすることができ、内部リンクが生まれやすくなります。
<権威性>
次に3つの中で、一番重要で難しい権威性についてです。権威性が認められと言うのは、同カテゴリーに対し被リンクや引用が行われ、この人の言うことなら信じると誰しもが認めるウェブサイトのことです。
権威性はウェブ上で評価されるのではなく、オフライン(リアル)の世界での評価が重要になってきます。そして権威性を保つには、SNSの運用や出版活動、免許取得などが必要になってきます。これらをすることによって、ブロガーやライターが同カテゴリー記事で、被リンクや引用をし、自身の権威性が上がり、サイトの評価も上がります。
SEOは、リアルな人物と権威性を繋げる存在となっています。
<信頼性>
信頼性は、特商法の徹底さ、更新頻度、直検流入数によって認められます。
どこにいる誰が、書いているのかをしっかりと載せましょう。しっかりとした信頼性のあるサイトは、直接流入が多いです。Googleで、法律について知りたいと調べた時にGoogleは、法律〜ではなく、弁護士.comなどブックマーク流入の多いものを出してきます。
SEO評価の中で、ブックマーク登録や直接流入検索の施策は重要です。
<全体構図>
ここまでわかったところで、会社を作ってサービスを売りたい、商品をPRしたいと、メディア戦略をする時に全体構図を理解していきましょう。
この申込はどんな形でもいいですが、重要なのは人を考えることです。そこで、LP(サービスの紹介ページ)を一つにしている会社は多いです。でも、人を考えると、この部分はひとつじゃない方がいいのです。
例えば、青汁について考えると安いから買う人もいれば、安全性を考慮する人もいて、味を気にする人もいます。LPを一つにしてしまうとこのニーズに対して対応することができません。だから、LPと言うのはサービスの軸ごとに考え、作ることが重要なのです。
この表のように、中カテゴリーを作り、LPを軸に人のマインドをカテゴリ化してカテゴリ化したものに記事を書いていくことをします。自分のサイトは、上位表示一回しかされないのでサテライトサイト(同じようなカテゴリーのサイト)をもう一つ作っておくといいです。
この構造を理解して上で、エステサロンやネイリストがやっているアメブロなどは全くと言っていいほど意味がありません。
ダイエットブログを例に出して考えると、アメブロでブログを書くと、https//ameblo.jp/dietのようにアメブロのプライマリドメインになってしまうので、アメブロ全体のダイエット関連のブログ中で1位を取るくらいじゃないと上位表示されるのは困難になってしまいます。
なので、独自ドメインを取得すると見られる優位性は高くなります。ブログなどをやる際は、アメブロなどではなく独自ドメインを取得しましょう。
<記事制作順序(ロングテール・KW把握)>
ビッグワードと言うのは、何万人が検索する大きなワードのことですね。しかし、実際に売り上げをあげたければ、コンバーション率の高いロングテールキーワードに注目することが重要です。
では具体的に、ロングテールキーワードやビッグキーワードとはどんな物なのか見ていきます。
ビッグキーワード:ダイエット、塾、旅行などの大きなキーワードのこと。
ミドルキーワード:ダイエット口コミ、ダイエットエステ、学習塾、塾個別指導、旅行格安などの少し範囲を狭めたワードです。
スモールキーワード:ダイエット口コミサプリ、学習塾世田谷、旅行格安羽田空港などかなり、詳しく範囲の狭まったワードのこと。
このスモールキーワードにいかに注目し、有効に使っていけるかが重要になってきます。実際、ビックワードで旅行飲み検索している人よりも、旅行格安GWと検索している人の方がGWに旅行する確率は大いに高いですよね。だからこそ、スモールワードを狙っていくべきなのです。
<ペルソナ設定>
これまでのことを理解した上で、ペルソナ設定を行います。例えば、広告会社のGoogleのシステムを売りたい時に、どんな人が興味を持ってどうやって検索してどう言う記事に食いつくかどうかはわからないので、ユーザー目線になり、ユーザーのことを考えて自分がなりきって、俳優になることが重要なのです。
店舗オーナー、30歳男性、子持ちなど全て細かい設定をして、なりきって検索のフローまで考えます。
記事使用KWの選定方法①:有料のツールを使う
記事使用KWの選定方法②:Googleの検索欄に出てくるサジェストされたワードをもっとスモールワードにして書いていく。
<記事構成と必要要件>
・6W2Hで整理する(要素洗出・構造化)
5W1Hではなく、6W2Hでどう言う風に伝えるかと言う要素の洗いだし、構造化をやってみましょう。
・タイトル
記事で一番重要なのが、タイトルです。ここで必要な要素は、
・日付と最新を入れる(毎月更新する)日付入れてるとクリック率いい
・ターゲットKW入れる
・自分の見解を入れる
・読んだ後の得や未来像を伝える
・数字を必ず入れる
これらの要素を入れ込んだタイトルが、『2020年7月最新』、インスタ集客、で成功できた、3つの方法 リピーター、売り上げ2倍となります。
・優先順位をつけて軽重を考える
GoogleAds(有料だがずっと使用できる)と言うキーワードプランナーを使って実際にユーザーが検索しているワードの中で競合性の低いものから書いていくなどが効率的に、優先順位をつけられる。
・個人の経験を入れ、肉付けをし、何度も読み返して不安な部分は削除ではなく後部に移動させる
本文部分は、3つにした方が読みやすいので3つに分けます。文字数というのはすごく大事なので、読み返した時に不安な部分は削除ではなく、後ろに持ってきます。最初の方は読まれないといけないのでシンプルにして、申し込み欄のようなものを作りその下にアペンディックスみたいにしたに新たな記事を書いていくという方法が有効的です。
・動画およびSNSの埋め込み、自社制作コンテンツの埋め込み
自分で作ったコンテンツは重要でスパイダーグラフなどを作ったりしてみやすくするとGoogleはあげてくれます。SNSでこんなことがありましたや受けこみはどんどんやっていきましょう。
・口コミ、レビュー系項目の挿入
口コミ欄や、レビュー欄を作ることで、Googleはいいサイトと評価してくれやすくなります。
・文法や語尾など調整
これは、ですますで終わることや、俺と言っているのに次は僕になっていたたりするなどをしっかりと統一していきましょう。これは、あくまでもユーザー目線に立った時に読みやすいですよね。全ては、Googleの評価よりもユーザー目線に立つことが重要です。
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