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ドーンブリンガー3巻2
コーン神より、前の戦いにおいて試験をしていた新兵器を破壊せよ!とバトルマスターハックは命令を授かる。
ハックは命令に相変わらず納得はいかないものの、作戦を、開始する。
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シティオヴシグマーの新兵器は整備をしていた。しかし…
整備兵が仕事だけしてキャンプにとんずら!
砲術長のみが残されたのだが…
「ひっく… おいアイスマン!酒はねぇーのか?酒は?」
「…はぁ、あなたと言う方は。私はジョーより砲術長は腕だけには信頼に値するとはきかされていましたが、私はあなたを信用できません。」
そう言いながらも酒瓶を砲術長に投げ渡す。
一方、そんなやりとりをしていると、
バトルマスターハックは突然彼らの前にブレイドオヴファイターズと共に現れた!
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「オレの名はブレイドオヴファイターズ隊長のハックだ!久しぶりだかアイスマン!ローは元気でやってるか?」
「ハック… また貴方ですか。ローなら次の戦の支度に大慌てで貴方の相手なんてしている暇はありませんよ。しかしハック。貴方も大変ですね… またコーン神のワガママに振り回されるなんてね。どうです?邪神なんて従わず私達と共にきては?」
「オレもそうしたいのは山々なんだがな…仲間の命を人質に取られちまってるからよ。わりーが今回も付き合ってもらうぜ…」
「仕方ありませんね… 砲術長!ジョーが来るまでこの場持ち堪えてくださいね!」
「ひっく!アイスマンがいねーと酒が飲めんからな。なーに。ワシに秘策がある。アイスマンやどうする?」
「あなたは、ジョーが言うような歴戦の砲術長であるなら素晴らしい作戦なのでしょうね。分かりました。成功したらまた褒美を与えますので、良い働きを期待します。」
「ヒソヒソ話とはいいご身分だなアイスマン!んじゃいくぜ!ファイターズ!熱き戦いを今此処に!出陣だー!!」
しかし、ハックは忘れていた。
コーン神が召喚してくれるなら、最初から包囲すれば良かったのだ。
ハックは闘技場の1戦士。
闘技場とは逃げ場の無いコロシアムの戦い。
…ここは、グューランの平原。
逃げ場など有り余っていることに…
砲術長は言う。
「ひっく!逃げるが勝ちよ〜逃げるんだよ〜」
全力でファイターズが包囲する気が無かった後方へと逃げたw
「やーろう!熱き戦いこそ戦士の華だろーが!まてや!にげるんじゃねー!」
さぁコントの始まりだw
(実際にテノンは倒すことしか考えておらず、まんまと3ラウンド目まで距離を引かれてしまいましたw)
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「ハックさん。これ以上の戦いは兵が疲弊するだけです。流血なら提供されたはずです。砲撃長はああ見えて互いに利益がありつつ、自分の身を守る戦いをできる方です。撤退してはいただけないか?」
「…はぁ、熱き戦いとはいかなかったがオレも戦うことばかり考えちまったミスだ…
しかたねぇ、自我を保つだけの流血は満たしたつもりだ。適当な言い訳考えてコーン神には納得してもらうさ。次はこうはいかねーからな!」
なんだかマヌケな戦いではあったが無事に死者は0人。負傷者は出たものの戦いは終了した。
ちなみにコーン神はかんかんだったそうなw
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