ESO・分かりづらい回復スキルの使い分け
■「体力を〇、〇秒の間回復する」
■「体力を〇、〇秒ごとに回復する」
「体力を〇、加えて〇を〇秒ごとに〇秒の間回復する」
「体力を〇回復する」
など、ESOのヒールスキルの表記は分かれています。しかし、上の■2つって何となく「同じ継続回復では?」「どちらか使う場合、どちらがいいんだ?」って思ったことはありませんか?
この記事はその辺の疑問を解消できれば、と書いています。
■「体力を〇、〇秒の間回復する」は毎秒回復しない
このスキルは継続回復ですが、回復の頻度が毎秒ではありません。画像例の「回復杖・放射再生」では消費マジカ2403で19572の体力回復が、おそらく10秒のうち6回に分けて行われてます。2秒ごとの回復で、1回あたりの回復量は3262です。
こういった「〇、〇秒間の間回復する」という説明は、かけられた瞬間から回復するのか、切れた瞬間に回復するのかを確かめるべく、表記の近しい「12秒間の継続ダメージ」魔法で試したところ、
これで「12秒間の継続」が完走されていました。
継続回復スキルで同じことをしようとすると、体力再生なのかよりよくわからないタイミングでの回復があったり、そもそも余剰回復がちで計測できませんでしたが、同じく「かけた瞬間の回復」「バフ欄0秒表記での回復」があったので、同じ仕組みではないかなと思われます。
こうした継続回復は、基本的に「総量に対してトータルの秒数が短い」=「1回あたりの回復量が大きい」ものになります。数値の大きな回復でも、秒数が多いだけ、1回あたりの回復量がそれだけ分割されてしまいます。
立ち返って、放射再生は1回あたりの回復量は大きめですが、3人までという制限、回復されないタイミングがあるデメリットがあります。そして10秒という短めの秒数がメリットでもありデメリットでもあるスキルです。
■「体力を〇、〇秒ごとに回復する」は「〇秒ごと」の回復
「回復杖・急速吸引」は1秒ごとに714回復します。これが26秒継続する=トータルの回復量は18564です。またこのスキルはノーコストで使えること、付属している迅速(弱)は自身か味方の攻撃が命中するごとに更新されるので、この26秒間の間は攻撃さえできるなら迅速(弱)が付き続けます。
回復量は少なめですが、秒数が長いのでかけ直す手間がありません。ノーコストで使えるのも魅力ですが、V以上をやるならこのスキルだけでは被ダメに対して心許無さが出てくるかもしれません。
1秒ごとの継続回復で、特に回復幅が大きいのは回復杖アルティマ(ULT)です。
味方(目の前にいる対象)、対象者が居ない・範囲外だと自分にかかるULTです。1秒ごとに9059回復、これはトータルではなく1秒ごとの数字なので、5秒間=45295の大回復となります。またこちらの変異では同時にバリアや3人までの継続回復、攻撃力上昇のバフが自他にかけられます。
■「体力を〇、加えて〇を〇秒ごとに〇秒の間回復する」
これは「設置・発動した瞬間に範囲内の自身・味方を即時回復」と「継続回復」が一体になっているタイプです。説明からすれば発動した瞬間に2524回復、+1秒ごとの1262回復で、トータルでは11406の回復効果になります。
他スキルに比べると回復量自体は少なく感じるかもしれませんが、これは「範囲内の味方」であることもポイントです。放射再生のように1回にかける人数制限がなく、設置された範囲内にさえ居ればいいこと、その範囲も広めになっています。人数が多いドラゴン戦や試練でも活躍できそうなスキルです。
あと単にスキルLvが低い、このキャラがスタミナ振りしているので回復量が低いだけかもしれません。スタミナ消費の範囲継続回復では「襲撃戦術・活力」がおすすめです。(自分を中心とした半径8mの味方を8秒間継続回復/2秒ごとタイプ)
■「体力を〇回復する」
「回復杖・戦の祈り」はマジカを4085消費して、自身と自身の目前20×8m範囲にいる味方の体力を8406回復します。
瞬間回復量が多い代わりに、マジカ消費量もこれまでのスキルの中では一番高く、育ったマジカヒーラーのマジカ最大値がざっくり3万前後だとすると10回も打てません。また、あまり体力が減ってないうちに連打しても過剰回復になってしまいます。
ボスや雑魚敵が放ってくる小規模なダメージ向けには継続回復を重ねて、大技で一気に減ってしまった時に戻すためにこうしたヒール手段があると安心です。
■参考リンク
弊記事ではスキル文面から判断する効果説明でしたが、こちらのFrogさんの記事ではより具体的に「リジェネ(継続回復」「バーストヒール(瞬間回復」「その他回復オススメ」な回復関連スキルについて詳しくまとめられています。
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