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ESO・「テイルズ・オブ・トリビュート」の楽しさやメリット、デメリットについて


テイルズ・オブ・トリビュート、遊んでますか——


この記事は、2022年の大型拡張ハイ・アイルで実装されたESO内カードゲーム「テイルズ・オブ・トリビュート」が、

・チュートリアルが分かりづらい
・その上でクエストで必須でやらせにかかってくる

という物はいいのに導線がアレアレのアレすぎて二重苦を背負ってしまって印象悪からの永久バイバイが勿体なさすぎるという動機で執筆しているフォロー記事です。

・ToTって面白いの?
・ToTをやるメリットってあるの?
・どんな報酬が貰えるの?
・どれくらい時間かかるものなの?

しかるに、この辺が気になる方のお役に立てればと思います。

なお私自身のToTランクはここが最高記録です。
ガチ上位陣には及ばないミッドコアなので、「これが勝ち筋! 必勝法!」
という方向性の記事ではありません。



■テイルズ・オブ・トリビュート(ToT)について

・ToTのメリット「とっつきやすくておもしろい」

とっつきやすくておもしろい

主観の意見ですが、ToTは本当に良く出来ています。

チュートリアルこそ分かり辛さ激烈の極みでしたが、プレイヤーがする操作自体は「(自動的に引かれる)5枚のカードを全て場に出す」「中央列からカードを買って手札を増やす/減らす」だけです。

カードゲームにあるような「陣地」や「属性相関・相性」「人権カード」といった要素もありません。カード図案にそのまま効果が乗っていたりパトロンごとに特性が特化していたりと、1日3回のNPCデイリーで遊んでいけば、段々と「ああこういうことか」「この表記そういうことか」と判ってくる・覚えられる類のゲーム性をしています。


・ToTのメリット「クエストも良い」

クエストも良い

ToTはさらに、ESOの闇の一党や盗賊ギルドのように「ランクが上がると続き物クエストが解放される」、連続クエストがあります。プレイヤーはToTのトーナメント出場者としてタムリエル各地の強豪たちと戦い、まあ~~どいつもこいつも自信満々で煽りよるあんな種族やこんな種族をキャン言わせることが出来ます。楽しい!

ESO特有の何ともアクの強いNPCたちによるやりとりが、しっかりとこのToTのクエストでも展開されていきます。クエを見るためのランクはNPC対戦だけでも上げられるので、クエスト目的なら対人戦は必須ではありません。

私もまさかカードゲームのクエストで「スクゥーマ中毒にした側×された側のかつて暗澹に狂い咲いていた百合匂わせ」だとか「悪役ダンマーによって仲間が奴隷として購入される現場に立ち会う(躾とか言う)」だとか、そういった濃いめの関係性が見られるとは思いませんでした。闇のデュエルかな?


・ToTのメリット「石や素材入りの報酬がうまい」

石や素材入りの報酬がうまい

これは特に非ESO+の民が実感しやすいところだと思いますが、家具報酬が大盤振る舞いされています。報酬袋に必ず、という訳ではありませんが、家具素材や変性石を含めた様々な素材が、報酬袋1つあたり5or10入手できるんです。

ToTの報酬は以下の通り入手できます。ESOのレア基準に則って、白、緑、青、紫の順で良いものが出やすくなります。

・ToTをプレイするごとに確定1つ
 →NPC戦:勝利で緑袋、敗北で白袋
 →対人戦:勝利で青袋、敗北で白袋/Nランのように、初回勝利は良い報酬が出る(金袋)

・NPCデイリー報酬(3勝完遂すれば紫袋)
・対人デイリー報酬(3勝完遂すれば金袋)

毎日デイリーをすれば、NPC3+1、対人3+1で、最低でも8つの報酬袋が手に入ります。ただし、この「対人3勝完遂」にはデメリットもあり、詳しくは後述しますが私は「対人1勝or3敗でやめる」を心掛けています。

報酬袋にはレシピやモチーフ・宝の地図等が1個、変性石が5~10個、各種素材も5~10個単位で入っています。必ずしも石入り、家具素材入りとも限りませんがそこそこ高頻度で手に入っている印象です。私はNPCデイリーと対人分1回分+対人3勝目の日は最低でも6個の報酬袋を開けていますが、石の合計が15になってることも度々あります。

具体的な報酬袋の中身は以下のラインナップです。
ゴールドだけが固定であり、袋の中身はそれぞれ2~5種の複合で入っている印象です。基本的には素材系が多めです。

2023/4追記
緑と青、どちらも同じ報酬に見えますが、おそらくは「変性クリスタル」が入る確率、よりレアなレシピ等が出やすい確率が異なっています。

白・トリビュートのロイスターの財布…50ゴールド
10~の加工用素材/1の改良素材(金素材も出ます)/5の錬金・符呪や家具素材

緑・トリビュートのカード名人の財布…80ゴールド
5の変性クリスタル/10~の加工用素材/1の緑~紫調理レシピ・家具レシピ/1の改良素材/5の錬金・符呪や家具素材

青・トリビュートの勝者の財布…100ゴールド
5の変性クリスタル/10~の加工用素材/1の緑~紫調理レシピ・家具レシピ/1の改良素材/5~10の錬金・符呪や家具素材

紫・パトロンの財布…200ゴールド
5の変性クリスタル/金スタイルページ「ペリンのパラゴン」「フランダーのトリビュート」/各種トレジャー・素材地図/1の青~紫調理レシピ・家具レシピ・モチーフ/カード絵柄のタペストリー/10~の加工用素材/1の改良素材/5~10の錬金・符呪や家具素材

金・トリビュートのマスターの財布…300ゴールド
5~10の変性クリスタル/金スタイルページ「ペリンのパラゴン」「フランダーのトリビュート」/各種トレジャー・素材地図/1の青~紫調理レシピ・家具レシピ・モチーフ/カード絵柄のタペストリー/10~の加工用素材/1の改良素材/5~10の錬金・符呪や家具素材

※今日まで全ての報酬を記録してきた訳ではないので、目安程度でお願いします。見たこと無いだけでマスターから金モチーフやレシピが出ることもあるんだろうか。


(肩以外)ペリンのパラゴンスタイル


NPC3戦+デイリー報酬+対人1戦の5袋から手に入った家具素材量
(端数は採集分です)



・ToTのメリット「月1・対人限定の石ボーナスがある」

ランクマッチのランクアップ報酬で石が入る

ToTのランクマッチにはランキングがあり、月初めにランクリセット/月末に集計を1ヶ月スパンで繰り返しています。

ランキング戦に挑むには、対人戦を繰り返して「アンランク」から「ルベタイトランク」に入る必要がありますが、このルベタイトランクに昇格するまでの各階級で石が入手できます。

上の画像だと「2変性クリスタル」となっていますが、実際は「25」入手できています。

アンランク→オリハルコン・5石
オリハルコン→黒檀・10石
黒檀→水銀・15石
水銀→虚無鉄・20石
虚無鉄→ルベタイト・25石

一度ルベタイトになったプレイヤーは、翌月ランクリセットされても1戦、2戦した程度で水銀ランクに上がったところから始まっている、と思われます(一度に石30入ったことがあったので)

あまりしっかり把握してやっていません。俺は「石うまい」という雰囲気でToTをしている。


■ToTのデメリット「時間がかかる」

ToT15分で終われ詩人大学校歌

ToT、対人戦のデメリットはこれにつきます。もちろん、ここまで酷いのが毎度続くわけではないのですが、「対人戦3勝のデイリー」はまともに毎日こなそうとするとToTだけで1時間以上かかるのがざらになります。

NPC戦であれば、慣れてくれば「パトロン勝ち」という狙いやすい勝ち方もあるので、こちらは終わらせようと思えば5分かからず終わらせることもできます。

対人戦については一概に何分とは言えませんが、長引くと15分以上かかることもあります。更に対人デイリーの為に勝つまで続けようとすると、ストレートに3戦3勝できる猛者になっても30分以上はかかり、負ければ負けるだけ時間は加算されてしまいます。

「対人戦はそもそもしない」「1日の対人戦回数を定める」等々しないと、デイリーだけでその日のログイン時間が終わることもあります。

ただ、それだけ「楽しい」、ついついもう一戦やりたくなる再挑戦ハードルの低さがまた絶妙なゲームです。報酬のところで解説した通り、負けて何も得られない訳でもありません。特にパトロンの使い方や気にかけ方は、ガンガン相手もパトロン勝ちを狙ってくる対人戦の方が圧倒的に知見が得られます。


この記事は以上ですが、近々でToTの基本説明記事をUPします。

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