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ESO・ホワイトストレークで楽しかった! ウォーデンヒーラー反射ビルドの感想文

ホワイトストレークの騒乱、お疲れ様でした!

今回、やってみたかったビルドで前線に出たら思わぬ効果があったので、備忘録がてら簡単に記事にしていきます。


■簡易まとめ


・テーマは「対引き寄せボンブのヒーラー」

・グループに所属せず、イベント時にふらっとソロで入る・帰れることを重視=グループ回復・補助スキルは皆無

・DLCマルカルスのゾーン装備「輝く砦」は、ヒーラーでも「150人倒す」のPvP内デイリークエストがクリアしやすかった

・ボンブに対してそれなりに味方回復・前線維持の手ごたえが得られた気がする

・ウォーデン保管庫装備セットの発動条件間違えてたので次回は変えてもよさそう


■「対ボンブのヒーラー」とは

語れるほどESOのPvPを熟知してないのであくまで自分が理解している意味での説明になるんですが(早口予防線)

ボンブ=Bombとは、引き寄せ等を使い、或いはもともと密集している敵キャラの周囲に大ダメージを発生させて、一気にキルを稼ぐ戦い方です。

シロディールだとこれまでネクロULT(地面から腐った巨人の上半身が生えて、両手を組んで殴りつけてくるやつ)が多かったように思いますが、今年は攻撃杖ULTやソサの精霊ULTも見かけました。

PvP不慣れの内は、これをやられると為すすべなく死ぬんですが、実は耐性を上げておいたり、引き寄せされた瞬間に防御してダメージに備えておけば、ギリギリ生き残れることもあります。

範囲内の敵1体につきダメージが増える「マジカ爆発」
プレイヤーを倒すと周囲に1万越えのダメージが発生する「残忍な死」セット

特に砦を取得→扉修理中にボンブを仕掛けてくるのは主に姿を隠せるナイトブレイドで、ナイトブレイドのボンバーには(確か)「マジカ爆発+残忍な死」が使われます。

これは確かに強力な一方で、ダメージを極力引き上げたい=装備を軽装や中装にしているので、ボンブでの大量死を失敗さえさせてしまえば、返り討ちはしやすい。

つまり「防御しつつ、範囲に効果の高い瞬間回復+継続回復エリアをする」のを主目的としたのが、今回の対ボンブヒーラー構想でした。

そして↑のような飛び込んでくるボンブに対する手段として前々から試したかったのが、装備セット「輝く砦」です。


■装備セットの話

■対ボンブヒーラービルドに使用したセット装備一覧
(頭のモンマスは何でもいいので未記載)

・輝く砦(DLCマルカルスのゾーン装備)
・季節の庭師(ウォーデンの果てしない保管庫装備)
・オークの魂の指輪(古遺物)

それぞれセット効果と採用理由を書いていきます。
防具はすべて重装、武器は回復杖です。
また、アクセサリーの特性はすべて「迅速(移動速度6%UP×3)」です。

一般的にPvEビルドのヒーラーに多いであろう、2万前後の体力では蒸発します。体力30000以上はマストです。


・輝く砦5セット

DLCマルカルスのゾーン装備

・輝く砦5セット(武器アクセ2、肩)
5セット:受けた直接ダメージの10%、最大4250ダメージを攻撃者に返す。

ボンブは先述のとおり、あまり耐久には盛っていないタイプのPvPビルドです。この輝く砦で、被ダメが大きければ最大4250ダメージを与えられる=多くても2万くらいのHPだろうボンブを返り討ちしやすくするための採用。
なおヒラなので、トドメ自体は他キャラを生かせるかどうかにかかっている他人任せビルドでもあります。


季節の庭師5セット

果てしない保管庫のウォーデン固有装備

・季節の庭師5セット(重装・防具5部位)
『春の使者』を得て、緑との調和が過剰に回復し、勇壮(弱)を3秒の間適用する。

身構えてる間に回復アビリティを詠唱すると春の使者を消費し、『秋の先駆け』が6秒の間適用される。緑との調和の過剰回復が8mに5秒の間広がる。
臆病(強)を敵に適用し、生命力(弱)を味方に適用する。これは5秒ごとに発動する。

なんのこっちゃ、とは私も思うし誤解しているところもあるかもしれませんが、順に説明していきます。なお、この記事を書くにあたっての検証であることがわかり、結果的にこのビルドあんまりPvP向きじゃないかなって思いました。でも当日走ったのはこの装備なのでこのまま続けます。


①春の使者を得て、緑との調和が過剰に回復し、勇壮(弱)を3秒の間適用する

→検証した結果、この「緑との調和が過剰に回復し」「緑の調和で過剰回復すると(=体力満タン以上にオーバーヒールすると)」の間違いというか誤訳というか。つまりオーバーヒール時じゃないと諸々のバフ・デバフ効果がないんですねワハハ。ワハハじゃないが。

勇壮(弱)は1.5秒ごとに1アルティマを得るバフです。春の使者自体はバフ欄に乗らないんですが、オーバーヒールさえしていれば勇壮(弱)がかかっているのが分かります。


②身構えている間に回復アビリティを詠唱すると春の使者を消費し、秋の先駆けが6秒の間適用される。

身構えている間=防御している時に回復アビリティを使用する、が条件です。この挙動から対ボンブヒーラー装備にピックアップしました。まさかオーバーヒール前提とは……。

また、秋の先駆け自体は、緑との調和スキル以外の回復でも適用されますが、↓の秋の先駆け中の特殊効果は緑との調和以外では発動しません。


③緑との調和の過剰回復が8mに5秒の間広がる。臆病(強)を敵に適用し、生命力(弱)を味方に適用する。これは5秒ごとに発動する。

→緑との調和スキルでの過剰回復によって、使用者中心の8mのエリアを5秒間作り、その中に居る敵には臆病(強)、味方には生命力(弱)が付与されます。また秋の先駆けさえ適用されていれば、緑との調和スキル使用時に防御している必要はありません。

臆病(強)……武器・呪文ダメージを430低下させる
生命力(弱)……被回復力とダメージシールドの強度が6%上昇する

放射状に広がった木の根のエフェクト=秋の先駆けの効果範囲

実は期間中、私はこれを「6秒後に大きく回復する」治癒の種子系スキルで発動させてたつもりになってました。オーバーヒール=必ずじゃないとはいえ、体力MAX近い状態での瞬間的な大回復が前提になるので、ULTはともかくスキルじゃほとんどこの根は出てなかったんだろうな……。


・オークの魂の指輪(アクセ1)

怒濤の効果説明フェーズはすべて心を込めた手打ちです。

狂戦士(弱)=与ダメージ5%上昇
勇気(弱)=武器・呪文ダメージ215上昇
残忍(強)=武器ダメージ20%上昇
魔術(強)=呪文ダメージ20%上昇
予言(強)=呪文クリティカル2629上昇
獰猛(強)=武器クリティカル2629上昇
威力(弱)=クリティカルダメージ10%上昇
防護(弱)=被ダメージ5%低下
強固(強)=物理・呪文耐性が5948上昇
治癒力(弱)=回復力8%上昇
不屈(弱)=体力再生15%上昇
知力(弱)=マジカ再生15%上昇
耐久(弱)=スタミナ再生15%上昇
勇壮(弱)=アルティマを1.5秒ごとに1生成
殺戮(弱)=モンスターへの与ダメ5%上昇
神盾(弱)=モンスターからの被ダメ5%低下
強化=モンスターへの重攻撃ダメージ70%上昇

の、効果が得られる代わりに武器スワップ=スキルバー切り替えができなくなる指輪です。

いくつか装備セットやパッシブと被ってしまう効果もあるのですが、重くなりがちなシロディール戦場ではスワップ失敗が多発してしまう=だったらもうワンバーでいいか、で採用しました。

加えて「強固(強)」がついているので、同効果の防御系スキルを入れなくて良くなるのもメリットです。


■スキルの話

冬の抱擁:ポーラー・ウィンド
体力に応じた数値で自身+グループじゃなくても味方を回復する+継続回復もつく。凍土の鎧パッシブで物理・呪文耐性990上昇。

緑との調和:安息の胞子
自身と前方の味方への回復。回復力が高いスタミナ変異だが、これで回復するというよりは「季節の庭師」セットのトリガー用。翠玉色の苔パッシブで回復効果2%UP。

冬の抱擁:結晶化スラブ
氷の盾で52024までの投射物ダメージを3回吸収する。吸収に成功すると氷のボルトを撃ち返し、氷結ダメージを与えて3秒気絶させる。凍土の鎧パッシブで物理・呪文耐性990上昇。

後方支援:暴きの閃光
光の範囲を設置して、ステルス中の敵を暴き出す。スロット装備中は防護(強)で被ダメ―ジが10%低下。オークの魂と合わせて、防護(強)(弱)、合計15%のダメージ低下。

獣王:欺きの捕食者
6秒間の迅速(強)、移動不能や減速への耐性が4秒つく。スロット装備中は回避(弱)を得て、範囲攻撃への被ダメを10%低下させる。謳歌パッシブでマジカ・スタミナ再生が12%上昇。

ULT(アルティマ)・緑との調和:魔性の森
周囲の最も傷ついた味方を9380回復する設置範囲。自身と周囲の味方を1秒ごとに3124、6秒間回復する。体力50%以下の味方を回復した時に20アルティマ獲得する。翠玉色の苔パッシブで回復効果2%UP。

スキルバーが限られているなりに、緑との調和の回復力パッシブ×2、冬の抱擁の耐性UPパッシブ×2が入った厳選スキルです。

このうち、戦闘中で主に使うのは上の3つとULTだけです。欺きの捕食者は逃走用、暴きの閃光は砦を奪った時に軽くあちこち投げてみるくらい。

基本的にクラススキルのパッシブはすべて取得するものですが、別スキルラインでも次のパッシブを取得しています。

重装備パッシブ:全部/装備に応じたスキルラインのは全部取りたい

後方支援パッシブ:覚えられるなら全部/後方支援アビリティをセット中のマジカ再生上昇、蘇生速度の短縮や回復効果上昇があるため

襲撃戦術パッシブ:連続攻撃は必須。騎乗速度が30%上昇する

■CP(チャンピオンポイント)

シロディールで便利なものと、対ボンブで生き残ることだけを考えたCP

■緑
騎乗訓練:戦闘外での騎乗動物のダッシュ時スタミナ消費を0にする
天才騎手:騎乗動物の速度+10%
駿馬の祝福:戦闘外での移動速度+20%
(なんでも枠)

■青
瀕死よりの復活:体力25%以下の味方を回復すると11000シールドを6秒得る
落ち着く波:範囲での与回復+10%
強化:身構え(防御)すると5140シールドを3秒得る
制圧不可:範囲攻撃での被ダメを6%軽減

■赤
霊魂マスター:味方の(魂石での)復活速度を33%短縮
結界マスター:防御・シールド中の被ダメ10%軽減
砦:ダメージシールドの有効性とシールド中の敵へのダメージ15%上昇
すりぬけ:コストなしで自動的に打破。21秒ごとに発動

赤の「すりぬけ」は自由枠というか、もっとPvP向けのCPがあるかもしれません。ただ前線ではとにかく動きを止められにかかる(=CC・クラウドコントロール)ので、私はすりぬけが便利でした。


■どんな動き方をするのか

ホワイトストレーク中、謎の儀式が起きていた砦

予定:「攻城戦や防衛戦とか、砦の修理とか、密集してボンブされやすそうなタイミングで集団に居るようにして、『もしもの時のボンブ備え』係でもしてみようかなぁ」

実際の挙動:集団戦の最前線に常駐。


たまたま前線に出たら、このヒーラービルドやたらキル判定が貰えたんですよ。150人倒すデイリークエスト受けて表示していたら、ヒーラーなのにすぐに50人以上カウントされる。

考察としては、

結果的に素人なりのカチカチビルドになってる
→そのカチカチで倒されにくい状態で前線にでると、反射ダメージで敵と「戦闘中」になる
→それを他の人が倒しているのがカウントされている
→かつ、自キャラも気絶付きでダメージを反射している
(追記:数値も書いてましたが、よくよく考えれば貫通値が低いので多分装備・スキル説明そのままのダメージは与えてない気がする)

→このビルド、前線に出るだけタンク的な囮を兼ねた、前線維持の回復要員になれるのでは?
→なんだかんだ前線でもボンブは起きている

→とびこめー!!


結果、過去いち楽しいシロディールでした。


このビルドでは、とにかく味方と一緒の行軍が大前提になります。反射ダメージセットを入れてる分、純粋なタンクビルドセットではないのもあり、流石に4、5~人からの集中攻撃やCCを食らってしまうと生存できません。

その代わり、味方と行軍さえできればかなりの最前線でも生存し続けられます。ヒーラーの立ち位置じゃなく、前線を上げるタンクの立ち位置に居られるというか。

ボンブに巻き込まれた味方を即回復しての前線維持や、相手の射線に入って敵の攻撃を吸うことがそのまま相手への攻撃になるので、倒しやすさに寄与していたらいいなぁ。


攻城戦中の衝車まわりもボンブが起きやすい

スキル込みの動き方では、次のように気をつけていました。

・前線での移動中は「結晶化スラブ」をなるべく切らさないようにする
・「結晶化スラブ」でマジカを使い切らないように、杖での重攻撃を挟む

・周囲と一緒に引き寄せられる=ボンブの予兆なので即防御する
・防御したまま「ポーラーウインド」で周囲と自分を回復+HOTつけ
・続けてすぐに、防御したまま「安息の種子」で季節の庭師セット効果を発動させる(ULTがたまってるなら魔性の森ULTの方が確実)

・逃げる時は「欺きの捕食者」連打でとにかく逃げる、前線から下がる


■前線以外のボンブの警戒タイミング


「攻城戦が終わって、扉や壁修理のタイミング」
「攻城戦中の衝車まわり、攻城兵器まわり」
「大人数で砦の資源を取っている時、敵を一掃した後の塗り替え待ち時間」

このシーンに遭遇したら、「ボンブがいるかもしれない運転」の心構えで、修理人数が多いなら自分は参加せずに少し集団から離れたり、塗り替え待ち時間なら防御し続けておくとかで割と生存できます。



以上、今回のシロディールでやった対ボンブヒーラーの感想文でした。
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これまで書いたESOへの記事より、FF14新パッチへの不安吐露が圧倒的にいいねもらってて泣きそうなのでほんとお願いします。

土下座か、土下座しようか。

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