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九州出張での不思議な出来事 ~20代 in ビジネスホテル~

あ〜、1日中1人でぼーっとしたい
出張でもあれば、1人になれるかな

と、ぼーっと思っていたら、20代の頃に体験したビジネスホテルでの不思議な体験を思い出した。

20代の不思議な体験

福岡だったか、出張先のビジネスホテルのベッド。
次の日も仕事、6時にアラームをセットして眠りにつく。

明け方、目覚ましが鳴る。
ドアの外が騒がしい。

ざわざわ、、、

ざわざわざわざわ、、

ざわざわざわざわざわざわ、

ざわざわざわざわざわざわざわざわ

どんどん「ざわざわ」が近づいてくる。
まるで、宴会場が近づいてきているようだ。

ついには、耳元で「ざわざわ」が聞こえてくる。

ここはビジネスホテルの一室。
ドアからベッドまでは、頑張ってジャンプすればぶつかれるくらいの距離。
しかし、その距離は何十メートルにも感じる。

おかしい、イヤな予感。

これは、あれか、、冷や汗が出る
部屋が異空間に繋がったか(映画ポルターガイスト?)

体が動かない

金縛りだ

冷静になればなるほど、じわじわと恐怖が襲ってくる。

感じる、誰かが近づいてくる。

やばいやばいやばい

高校生の頃から、度々金縛りは経験している。
不幸中の幸い、解き方は心得ている。

ふん!!

一瞬だけ、体全身に力を込める。
これで、金縛りは100%解ける。

体は自由になった

さて、次はどうしようか

考えている間も「ざわざわ」は大きくなる。

覚悟を決めるか

がばっ!!
一気に起き上がり、目を開ける。

静かだ

何事もなかったかのように静寂な部屋。

時計は、まだ4時を指している。
まだ目覚ましは鳴っていない。

今のはいったい何だったのか。
夢とは異なる、リアルな出来事だった。

私は再び眠りにつく。

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