見出し画像

松葉杖勤務初日 ~その②~

いざ執務フロアへ

朝のまったりタイムを満喫し終え、まずはエレベーターに乗り執務フロアへ向かう。
次にエレベーターを降り、執務フロアの扉へ。

第1の難関

扉の前に到着すると、最初の困難が立ちはだかる。

セキュリティロックされた重たい扉

フロアにはいくつか入口があるが、いずれもセキュリティロックされている。
中に入るためには、セキュリティカードでロックを解除し、重たい扉を開ける必要がある。

解除装置は壁に据え付けられており、ドアノブと少し距離が離れている。

まずは解除装置が取り付けられた壁に寄りかかり、バランスをとりながら首からぶら下げた解除カードをタッチする。

ロックが解除されたら、松葉杖をセットし直しドアノブへと向かう。

通常ならピボットで対応可能

次にバランスをとりながらドアノブを回し、重たい扉を大きく開く。
そして、扉が閉じる前に松葉杖をセットし直し、中へと入る。

いつもより重たく感じる扉。
執務エリアに入るだけで、ひと苦労。

第2の難関

席はフリーアドレス。
そのため、各人個人ロッカーが割り当てられている。

いつも通りロッカーへと向かい、松葉杖を立てかけ荷物を取り出す。

荷物は持てたが、松葉杖はもう持てない、、

いつも座っている付近までは辿り着けない。
そのため、ロッカー近くの席を確保することにする。
松葉杖なしで何往復かし、荷物を置く。

いつもなら、スカイツリーが見える外の景色を眺めながら仕事ができる。
今回見えるのはパーティションだけ。

しかし、ロッカーの近くに空いている席があったおかげで、第2の難関はクリア。

第3の難関

さて、ランチだ。
こんな状況のため、早めのランチを取ることに。

場所は朝コーヒーを飲んだフロア。
第1の難関もコツをつかみ、スムーズに出入りできるようになった。
エレベーターに乗り、食堂へと向かう。

食堂へ到着。
まだガラガラだ。

しかし、食堂はセルフサービス。

無理だな

社食はあきらめ、日替わりで1種類だけ置かれている、朝コーヒーを飲んだカフェテリアのお弁当を購入。
温められるか尋ねたが、このフロアにレンジはないとのこと。
レンジは各執務フロアに設置されている。

仕方がない、執務フロアに戻るか

と思ったが、持って戻れない、、

ということで、朝と同じ席で冷たいままの弁当を食べることに。

ランチを取るにもひと苦労
いつもの温かい健康米と冷奴が食べたかったな

冷たくてもお弁当は美味しかった。
腹は満たされたので、朝と同様にコーヒーと電子書籍でくつろぐ。

ランチタイムおしまい、午後の仕事へと戻る。

そして退勤。

ここからまた更なる苦難が襲いかかる。
次回はビルをでてから家にたどり着くまでの出来事について。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?