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曲作りのモチベーション          女性の存在は不可欠 その5

そもそも、みなさんは、誰を想像して曲なり詞を書くのだろうか?

素朴な疑問だ。

僕は男だから(なんていうと、最近はジェンダーフリーだあ!とかって騒ぐけど、僕は一応、ジェンダーとかを教えていた専門家なので悪しからず。あのう、政治家の多くは意味も知らずに騒ぐから嫌いだ)女性をイメージしなければ作れない。

意欲もわかない。

楽器を始めたばかりの本当に小さい頃は、雪だとか、風だとか、川の流れだとか、そんな「自然」に触発されていたような記憶がある。

作詞作曲に挑んだ最初は「雪」がモチーフだったと思う。

でも、保育所の年中かな。

初めて、自分の名前を自分で名前でいう子が入園してきて(僕は3年保育で、彼女は2年保育だった)初めて、異性にドキッとした瞬間から、創作活動の対象は女性になった。

自然な流れだろう。

小学校2年生の時はなんとなく相思相愛みたいだったけど、幼馴染とは恐ろしい存在で、保育所から中学校まで同じクラス、高校も同じ駅で降りるし、僕は大学、彼女は短大へ行ったのだが、夏休みは僕の家でピアノの練習をしているし、教習所に通うと先に免許取った僕を電話1本でタクシー替わり、もう異性というより家族。苗字も同じだったから。
我が家にいても、両親もなんとも思わないし。(保育所から親同士も知っているから)

つまり、いつの間にか創作の対象ではなくなったんだな。

高校までは、僕のライブは見に来てくれていたけど。

大学からは、僕は東京、彼女は千葉だったし、東京へ遊びに来て終電を逃したときに「友達と一緒に泊めろ!」と電話してきて「嫌だ!」と言ったのが最後だったかな。

それはさすがに、僕は人見知りだし、見ず知らずの女子短大生をいきなりアパートに泊めるのは嫌だよな。

だから、大学時代からは、別のモチーフに変わっている。

サークルで無理やり付き合わされた女の子とか、キャンパスで偶然見かけて一目ぼれした女の子とか、アルバイト(我が家はアルバイト禁止だったけど、老舗百貨店だったから両親が許可してくれた唯一のバイト先)先で知り合った年上の社員の女性とか、付き合ったわけではないけど、憧れから妄想が膨らんで詞と曲ができたというのもある。

いずれにせよ、女性の存在なくして、僕の歌も、インストルメンタルも成り立たない。

だいたい、間奏部分は全部アドリブでレコーディングするんだけど、毎回違う弾き方をする。でも、ある女性をイメージして、その人に向けて弾く。
歌入れも同じ。

みんなそうでしょ?

ひたすらマイクに向けて歌わないよね?

だってさ、僕は昼間に置けど理を済ませておいて、夜中から朝方にかけて、歌とかコーラスを録るんだけど、マイク相手にやってられない。

好きな女性とか、好きだった女性とか、憧れの女性とか目の前にいると思っていないと、頭がおかしくなってしまうよ。

集中するときは、毎晩5時間くらい、何日も続けるんだから・・・。

みんな同じだと思うんだけど。
<続くかなあ・・・>

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