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未来のない国   反省できない日本人②バブル崩壊の反省

円安が進行して、一値151円になったらしい。

昨年初頭は、1ドル110円~115円くらいの想定でドル建て取引を計画していた日本企業の大部分が、「想定外の展開」になっているわけだ。

この「想定外の展開」に浮かれているのは、単純な脳細胞を持った馬鹿な証券マンと3月決算でノルマを背負った、銀行の証券担当者に唆される資産家の奥さんたちだろうかな。

つまりは、経済の素人。

もちろん、機関投資家も、こういう後期は見逃さないだろうけど、彼らは売り時も見逃さない。
置いて行かれるのは、にわか投資家だ。

金融ビックバンで、アメリカから脅されて、日本は銀行でも証券市場で株式の売買が可能になった。
だから、大口の定期預金など金融資産を持っている特に「未亡人」は頻繁に銀行に呼ばれ「新商品」を勧められる。

何しろ、免疫がないし、相談相手がいないから、(夫婦だと本人が合意してもご主人がダメだと言えば契約できない)その場で契約も可能だ。

3月までに結果を残したい銀行マンは、再び出世コースに戻るべく、必死に商品を売りまくる。

でも、所詮銀行員レベルの知識では株式市場は素人同然。

機関投資家とはレベルが違う。
それに、彼ら(最近は女性を意識して担当者も女性が多い)は、「異動」という逃げ道もある。
だから一層大胆に売れるわけだ。

いずれにせよ、円安によって、株価がバブル期を抜いて最高を記録するだとか、そういうことをメディアは騒ぐが、リスクについては一切触れない。

なぜか?

今年はオリンピックイヤーだからだよね?
メディアには多額の高校収入が流れる。
景気が冷え込むような情報を流したら、共倒れになってしまうからね。

だから、マイナス情報は一切書かない。
もしかしたら、今はアルバイトのネットライターが記事を書いているから、経済のことをわからずに、書いているだけなのかもしれないけどね。

いずれにせよ、今の馬鹿みたいな日本の経済状態を作り出したのは、安倍・黒田体制を放置した政府や国会の責任だよ。

もっとも、その国会を放置した、われわれ国民の責任かもしれないけどね。

円安は、日本の評価が落ちている証拠だからね。
今の日本の評価はどんどん下がっているということなんだよ。

そのくらいわからない国民では、明るい未来なんてあるわけないよね。

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