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愛されなくても。

マジカルミライ2020楽しかったので、ライブに対する感想を一曲ずつ書いてみたいと思います。(見てないものを除く)

一曲ずつ感想

0. OPENING
毎回オープニング演出めっちゃいいけど、今回はさらにデジタルフェスな感じを全開したようなかっこいい演出で、盛り上がるぅぅ!!!って感じです。
大阪初日のときまず「え今回レーザーと照明やば!」としか感想なかったです。今回はめっちゃ照明機材とレーザー演出が追加された気がする。

1. 太陽系デスコ/ナユタン星人

我が太陽系の鼓動に合わせて 絡まったステップで綺羅めいて、星ッ!

恐らく鼓童ミクで初披露予定だった曲その一。いつまでも待ってますよ鼓童ミク。
ミラーボールの光がとても綺麗でした。光のシャワーみたい。ここは宇宙ディスコフロアだ。
一番好きなのは「ナーナナナーナナナーナナナーナ」のところ、バックグラウンドの歌詞表示+ミクさんの手を振るところです。
やはり一曲目で盛り上がる曲だったらこれしかないですね。いつかダンスロボットダンスもやってほしい。

2. ハイパーリアリティショウ/鬱P

どこが脚本か どこが本音か
それを知ったからっていったい何になるのかな?

今年のヨーロッパツアーで初披露されたテクノなメタル曲。ヘドバンで首やられました、ヘドバンはほどほどに。鬱Pさんによるとこれもマジカルミライを見た後書いた曲らしい。
この曲はこのご時世で聴くと、なんだか今時のニュース番組やツィッターの現状を語っているように見える。たとえばツイッターでわざわざやっちゃいけないことを上げたりする人を見ると、私はいつも「これ注目されたいだけなのでは」と思ってしまう。でも真実を知っても何もできることがない。

どこが本物か 作り物か
それを知ったからっていったい何になるのかな?

COUNTDOWN JAPAN 20/21がこの前開催中止する話を聞いて、マジカルミライは皮肉的にも、今年最後の「The Greatest Show on Earth(地球上最高なショー)」になったんじゃないかなと。
あと「言われなくても初音ミクに決まってんだろ」のところ、一文字ずつ横の大きいLEDモニターに出すのはとてもかっこよかったです。
とにかく、スピーカーの上に立つ・座るミクさん、本当に素敵。

3. YY/23.exe

お疲れでも元気でも乾杯!
バレない様に遊んじゃえ 合言葉は「YY」

テクノラップで海外ブレークした23.exeのYYですが、ライブでは19式モデルで披露された。客席カメラAR演出はとても新鮮でした。バックグラウンド映像もすごくカラフルで素敵。
YY自体は去年でアップロードされた曲ですが、まさかこんなに早くコンサートで見れるなんて、本当に嬉しい。
あとその謎腕振りダンスはフロスダンスと言って、海外ではよく見れるダンス文化の一つです。ある意味この曲は海外ファンのために選曲されたかもね。

その後のMCはいつものかわいいミクさんでめっちゃ良い。

4. シャボン/蜂屋ななし

大体願ったステージで
好きに歌ってたいだけ
何も知りたくなどないから
笑った歌声で誰か救って
もうバイバイ、さぁ水に流すんだ

去年アップロードされた曲シリーズその二。「ミクさんの衣装やば!」というのが最初の感想です、すみません。でもこの曲の切なさと爽快感がたまらないです。
蜂屋ななしさんの曲最初に聞いたのはSNOW MIKU 2020アルバムに収録された「ホワイトナイトパレード」です。あの曲もすごく好きです。
「汚いものを洗い落とす」のは、多分今誰もそう思っているはず。自身の心をいろんなことで汚されてしまったが、でもなんだかこの曲を聞いてすっきりした気分になりました。ある意味本当に「手洗いの歌」ですね。
なお、動画説明文では「いつかライブでシャボン玉を飛ばしながら歌ってほしい。」とのことで、マジカルミライではちゃんと実現できて本当に素晴らしい。最後にシャボン玉が出てきて本当に最高でした。
蜂屋ななしさんは残念ながら活動休止となりましたが、ライブ会場の光景をちゃんと見れたら嬉しく思う。
バックグラウンド映像と最後に泡になって消えていくのは百億満点。

5. Gimme×Gimme/八王子P × Giga

ここにいる意味を成して
未来なんていらない 今のあたしを見て!

去年アップロードされた曲シリーズその三。今年新曲枠多いな。
最近振り付けがだんだんアイドルかわいい路線に振ってる感じがしますが、久々にかっこいい路線のダンスを見れて嬉しい。あとギターかっこいい。
これもヘドバンしすぎて首が痛くなった。
とにかくダンスかっこいい、Focus on Singer絶対にこれ入れてほしいぐらい。
確かに、この曲みんな歌詞のように、あの二人しか見ていなかったな。

6. みかぼし/3106。

教えてくれないか “I”の意味

尊い、、、KAITO兄さんかっこいい、、、、、
それに尽きる。ギターを弾くのは初めてじゃないかしら。衣装も最高です。KAITO兄さんはロックシンガーだな。(語彙力)
あとバックグラウンド映像の空と最後の月本当に最高です。

7. まるいうなばら/ごーぶす

世界の誰かさんもさ 海を求め旅する

今回の楽曲コンテストグランプリ曲。航海はとてもいいものだ。(バックグラウンド映像の話)
今までないジャンルで最初ライブのどこに入れるのかなーとちょっと考えてみたが、今回のセトリに置く場所がとてもよかったです。歌詞も良い。
推しパートは最後鼻歌するところ。

それからのMEIKO 15th Anniversaryパートの導入も綺麗でした。

8-1. Nostalogic (MEIKO-SAN mix)/yuukiss

今も 君は 目指してる…?

声出していないM-E-I-K-Oはとても珍しいです。毎回声出すのも喉持ちチャレンジでした(あまりにも長かったので)
この曲もMEIKOさんの見せ場というか、とりあえずこれやっておけばきっと盛り上げていけるという最高の曲でございます。
ギターずっとかっこいいし、最後にMEIKOさんが見返した姿も素敵。

8-2. Change me/shu-t

生まれて初めてなのよ この領域
怖がらず前を向いて さぁ、踏み出そう!

新しく作ったバックグラウンド映像とレーザーかっこいい。最高。とくにレーザーと証明ぜひ見てほしい。
この曲をライブで見るのは久々な気がする。
途中のシンセソロまじかっこよかったです。長﨑祥子さん最高です。

8-3. 忘却心中/0-9

覚えてます。憶えてます。
あなたの手の温もりを…

MEIKOさん名曲。言うまでもなく。
なんだかMEIKOさんの曲ってだいたいギターソロが多い気がします。
もちろんバックグラウンド映像はあります。最高。

9.  Amazing Dolce/ひとしずく×やま△

最高のSweets Magic、見せてあげる♡

『初音ミク -Project DIVA- X』の収録楽曲。珍しいMEIKOとリンレントリオ、Xの中でもかなり印象に残った曲でした。とてもすきです。
たぶん鼓童ミクで初披露する予定の曲でもあります。
ネオンのバックグラウンド映像と三人の掛け合いがポイントです。

10.  きみとぼくのレゾナンス/斜め上P

遠く離れていても
遮られていても
僕へと届く君のレゾナンス

MEIKOさん15周年テーマソング。なんだか、現地の人だけでなく、たぶん配信で見た方ともこの曲で繋がったではないかなと思います。
お馴染みのファンアート映像は原MVの宇宙感を出していてよかったです。
元々いい曲だと思ってはいたんですが、現地で見れたときもっと好きになった。感動的でした。
あと「ぱぱ・ぱぱぱ・ぱぱぱぱ・ぱぱ」は東京千秋楽になったらやっと全部上手に叩けたわーい。

その後のMCはとても可愛かったです。そして「座って」と言われたのも驚きました。
MEIKOさんおめでとうございます。これからも応援します。

11.  完全性コンプレックス/やみくろ

完全じゃなくて不安定なものを 〈心〉と呼びたいな

みんな座ってペンライトを振りながら聞いてたけど、私はペンライトをつけたまま、自分のふとももに置いて、リズムに合わせて体を揺らしていながら、泣きながら静かに聞いてた。
今回のオフィシャルアルバムで初めて知った曲なんだけど、最初からこの曲が好きだった。
ルカさんの優しい歌声、やみくろさんの問答歌詞、バックグラウンドの花と歌詞演出、最後に光と共に消えていく。何から何まで美しかった。

ここだけの話、声を出していないけど、最後のここの「いいの?」は口パクしていた。

『いいの?』 『いいの?』 いいよ。

「いいよ。」と言われたので、これからも生きていきます。

その後のバンドメンバー紹介はとてもかっこよかったです。幕張の時西村奈央さんがボカロキーボードを使ったのがまじ最高でした。

12-1. 秘密警察/ぶりる

朝から 晩まで オマエを 監視する(みる)

なつかしー!
見どころはライブ映像が入ったバックグラウンド映像演出、本当に監視されている感半端ない、最高。(ブルーレイとかで確認してね)
今年バックグラウンド映像最高すぎます。
あと、ここだけの話だけど、これまでのライブはだいたい「みう!」って聞き取れたけどよくよく見たら「みる!」だね。

12-2. アンノウン・マザーグース/wowaka

ねえ、あいをさけぶのなら
あたしはここにいるよ

ESPさんとのエンドースメント契約はなんだろうなーと考えたらこの曲が解答になった。三沢さんと寺前さんとミクさんによるスリーピースギターは本当に最高すぎますぅぅぅ!
あと追加されたイントロは何回もヘビロテしたい。
とにかくギターはいいものだ。ESPさんありがとうございます。

12-3. アルビノ -revive-/buzzG

羽ばたき方を忘れたって 僕達は飛んでいける
こんなにきれいな翼だから

ボカロを聞き始めた2012年、この曲はひたすら聴いていた記憶があります。実際ライブで見たことがなくて、ブルーレイとかで映像を見たんだけど本当に大好きで、羽が出たところがいつも涙が出てくる。
7年の時がすぎ、まさかマジカルミライで聴けると思わなかった。TOKYO千秋楽のときはそれこそアンノウン・マザーグースくるじゃないかなと思ったらこの曲がきた。もうその時点で泣きそうなのに、まさか音源も新しいバージョンなんて、何から何まで感動でした。あとバックグラウンド映像は原MVと似てるように作られているのが推しポイントでした。

この新しいバージョンを収録したStigmaもとてもいいアルバムなのでぜひ。

余談ですが、これ、私もそう思う、ぜひプロセカ運営さんに届いてほしいですね。これを機にアルビノを収録しましょう。いつまでも待ってますよ運営さん。

13. 初音ミクの激唱/Storyteller(GAiA×cosMo@暴走P)

別れが綴じる物語は -BAD END- じゃない
「この瞬間 出会えた」 それだけのことが
-HAPPY END- に繋がる 架け橋

日替わり曲ではないのは、きっと何か意味があるのかなと。アルビノの羽コンビ曲として入れただけとは思わない。
そこで私は考えてみた、やはり↑の歌詞がこの曲を入れた真意ではないかなと。
コロナで別れが多くなった2020年ですが、少なくとも私は今年の終わりは何もいいことがないと思っていた。ただ、もしかしてマジカルミライという場所が、「-HAPPY END-に繋がる架け橋」になったんじゃないかなと。
たしかにいろんなことがあって辛かったけど、でもこの瞬間ミクさんたちとみんなと会えたことは、きっと素敵なことなんだなと、この曲を聴いて思いました。これは公式が2020年に対する解答だなと勝手に思ってる。
いつかセトリを考えた人と答え合わせしたいですね、この曲を入れた意味を。あとスモークいろんな意味ですごかったです。

14. キミペディア/Junky

今は大体わかるのキミのこと

振り付け、とにかくかわいい!この曲もR3使っていたのでAR演出もありました。
今回のリンレン本当に可愛かったです。大好きな一曲になりました。手を振るところ超楽しかった!
、、、結局かわいいとしか感想がないの!(語彙力)

15. セカイ/DECO*27×堀江晶太(kemu)

飛び込んでいこう 僕らのセカイへ

ある意味予想してたけどやはり涙ボロボロでした。この曲大好きです。歌詞が本当に泣くしかないです。
自分はボカロと出会ってから八年を過ぎ、たまに自分はこの界隈にいて理由はなんだろうなと、疑問を感じることがある。
日本に来たあとでも、迷ったことが多くて、辛くなったり、悲しくなったりすることも多くありました。
そんなとき、この歌詞を見て思い出した。自分のスタートラインを。

気付いたんだ 僕にしか出来ないこともあること
誰かのとこへ ちゃんと歌を届けたいのさ

自分はボカロを好きになって、初めてやりたいこと【日本語を勉強する】を見つけて、それから自分の好きな曲をもっといろんな人に聴いてもらいたいから歌詞翻訳の活動をはじめました。
その後でも、台湾のボカロ界隈を盛り上げるために様々な企画を携わってきました。今年2月に台湾で開催されたボカロP座談会と出展サポートもそうです。
たしかにこれらは「自分にしかできないこと」と自信を持って言えないけど、でも私は今になっても、「誰かに自分の『好き』を届けたい」という気持ちが活動するモチベーションとなっており、だからこそここまでやってこられました。
翻訳を通じて私もいろんな人と繋がるチャンスを得ることができ、もっと素晴らしい世界を目にすることもできました。こうして日本という「セカイ」に来られたのも、ミクさんとこの界隈の方々のおかげだと、常に思っています。
だから、マジカルミライ2020、この2020年の最後にこの曲を聴けて、なんだか自分が今年で迷っていたことも、全て答えを見つけたような気分になりました。

演出面の話、歌詞を出すのが最高でした。いい歌詞だからこそみんなに知ってもらいたい。

この先はどんなセカイが待っているんだろうね。楽しみです。

16-1. 39みゅーじっく!/みきとP

嗚呼 NIPPONの魂が 感情が 一つになって
そう 海越えて 空を越えて
繋がる世界 君の中へ……

初日のとき「今回Hand in Handじゃないんだ、へえ」ってちょっと思いました。そしてここで台湾の友達が撮った応援映像が出てきて超嬉しかったので、それ以外の記憶が全くございません(笑)
ブルーレイに収録されるといいですね。あと「初音ミク!」って声出さないのも新鮮でした。

16-2. Hand in Hand/kz(livetune)

Hand in hand 覚えていてね
ずっと ずっと
ミライまで

入りのアレンジはUNTITLED -0-と同じでした(ガチ勢コメント)

Hand in Handはやはり好き。マジカルミライ2015テーマソングからマジカルミライ全体を代表する曲に変わったなって個人的に思っています。
ちょっと個人的なエピソードですが、マジカルミライ2015へ行けなくて、2016に行った時もうHand in Handを現地で聴けるチャンスがないと思いこんでしまった。でも幸い、2016年から毎年現地でこの曲を聴けて、本当に幸せです。2017はさらにバックグラウンド映像にも出演して、本当に最高な思い出になりました。
いつも言っているけどflapper3さんによる手のバックグラウンド映像も最高でした、が、今回は演出上出されていなかったのは少し残念です。
その後のABUソングフェスティバルもこの曲をやってくれて本当に嬉しく思います。

17-1. 命に嫌われている。/カンザキイオリ

夢も明日も何もいらない。
君が生きていたならそれでいい。
そうだ。本当はそういうことが歌いたい。

アンコール一曲目。まさかこの曲が来たとは、と驚きすぎて号泣しました。
昔はすでに友達からこの曲を紹介されたことがありますが、プロセカに入ってから初めてじっくり聴くことができました。ライブのアレンジはなんというか、より壮大感があって、でもミクさんの声が明らかにもっと優しくなって、切なさもあり、なかなか頭から離れない一曲でした。歌詞映像の演出も良かったです。

私は根っからネガティブな人間です。いつも自分は価値がない人間で、死んでもいいって思っている。今でも。でも他の友達や家族は生きててほしいと、まるでこの歌のように、私は矛盾を抱えていきてきた。誰かに「生きてよ」「がんばってよ」って言われて、それが正しいと思っているはずなのに、どうしても不満が残る。たぶん私はこの命に嫌われているだろうなって、この曲を聴いて思いました。

だからこそ、この曲に救われました。最後ミクさんが歌った「生きろ。」は、もし人間の歌だったら、きっと私は聴いても「あなたに言われたくないよ、何も知らないくせに」と言い返してやると思ってしまいますが、ミクさんという、命のないの歌声だからこそ、妙に説得力があったと感じました。

私は、何回もミクさんに救われ、今回も救われました。

17-2. ぽかぽかの星/はるまきごはん

それで良いのさどこにも
完璧な人なんて居ないのだ
また歌おうこんな雪の夜に

「ここは、正しく北海道だ」

そう思えるような、素敵な一曲でした。まさか幕張のアンコール一曲目がSNOW MIKU 2020のテーマソングが来るとは思わなかった。私の予想ではまあ雪ミクの一曲はやると思いましたが、まさかの新曲+ユキネがくるとは本当に思わなかった。超驚きました。ユキネかわいい。最後の雪の演出も最高すぎます。

今年は北海道へ移住したから特に思い出深い一曲でもあります。日本に来てよかったです。

18. 愛されなくても君がいる/ピノキオピー

愛されなくてもいいよ 君がいるなら
私は まだ 歌っていられるよ
大丈夫 楽しいパーティーが終わっても 君が笑うなら
ずっと ここで 初音ミクでいさせてね!

2020年いろいろあって、あまり素敵な一年でした!って素直に言えなくなりましたが、この曲を現場で聴けて本当に良かったなと思いました。
なんというか、「初音ミクさんちゃんとそこにいたな」とすごく実感した一曲でした。

特にレーザーでHATSUNE MIKUを出すのは天才だと思いました。

振り返って、やはりいいライブだなと改めて思いました。


君がいるなら、私はまだここにいられるよ。
2021年も楽しみに待っています。

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