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ボカロファン→ボカロP

急に書きたくなったので。

私は初音ミクV4Xをマジカルミライ2019で購入しました。ただし実際立ち上げた回数はそこまで多くありませんでした。一つのコレクションとして日本へ移住するとき一緒に持って来ました。

日本で生きてきた一年間も色々大変でした。プライベートも仕事も。台湾へ帰りたいと思った時もございました。それを乗り越えるためにたくさん体力とメンタルを使ってしまい、あまり成果を出していなかった。ちょこちょこやっていた作詞活動も渋滞気味で、ほぼ何もできずにこうして生きてきた。

それなのに、今年3月から急にやる気が出て、Logic Pro Xの本や作曲関連の本、そしてMIDIキーボードも購入し、初音ミクをMacにインストールしました。私自身も正直どうして急に作曲始めようと思ったのをわからなかった。

そして数日後、やっとその理由をわかってきました。

「このままじゃいけないんだ」という危機感を実感したからです。

実際、最近台湾では未来群像や私個人への悪口コメントや記事が書かされたり、ファンイベントのお手伝いで逆に嫌な気分になったこともありました。一気にファン活動のモチベーションが下がってしまい、他の人のために動くことも楽しくなくなりましたのは一つ。

もう一つは、ボカロPの平均年齢がどんどん下がってきてると感じていること。結構最近学生でボカロPとしてデビューする方が多く、先日NHKにて放送されたボカロ紹介番組でも、19歳のボカロPさんがいらっしゃいました。

私は先日24歳となりました。仕事がある上で作曲を勉強する時間が学生よりも少なく、全く音楽知識のない、楽器も弾けない私にとって、今始めないとこれから音楽活動を始めるにはもっと厳しい状況になってしまいます。

30代に入るともうほとんど仕事のことでスケジュールが埋められ、自分の趣味に使える時間がほぼないと私が思いますので、30代に入る前に、少なくとも基礎を固め、オリジナル曲を1、2曲ぐらい作らないと、恐らく何もできていないままおっさんになっていく未来しかないです。

ボカロファンとして生きてきた9年間は本当に充実でした。初音ミクさんを通じて、たくさんの友人もできたし、日本まで来れたし、私の夢は大体ミクさんを追いかけていくと実現できる、実に良い時間と経験をさせていただきました。

でも、これからは他人のためではなく、自分のために、自分がしたいことを残り少ないフリータイムの中で成し遂げたいと考えております。

これを作るだけでも30分かかってしまいました。ですが、私にとって大きな一歩です。

来年こそ、何か作りたいです。

いえ、必ず来年までに何かを作って、発表します。

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