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意識しないと同質性にかたよる。

土曜日、歯医者さんに行った(現在、絶賛歯科医ジプシー)
そこの歯医者さんは歯科医師さん、歯科衛生士さん、受付さん
全員が女性だった。なんと居心地の良い。

つまり、同質性が担保されている組織は居心地がよい。
同じ国籍、同じ性別、同じ年代、同じ価値観…
人は自分と似たタイプの集団のなかにいると心地よい。
自分と似たタイプの人間を評価する、そんな生き物だ。
(だから人事評価をする場合、多様性を意識しないと絶対にかたよる)

多様性のない組織のなにがダメなのか。
ひとつ確実にいえるのは単純にリスクが高いのである。
【イメージ・乱暴なくくり】
・同質性の高い組織 ⇨ハイリスクハイリターン
・多様性の高い組織 ⇨ローリスクローリターン 

株式に例えるならば、自分の全財産を一社につぎ込むより
多種多様な業種にあまねく投資したほうが
リスクは間違いなく低く、長い目でみたら安定している。

日本の女性議員の数はなかなか増えない。
もし、女性議員が増えていくような環境が整ったら
20代30代の男性議員も増えるとおもう。

それはなぜか。
体感として20代30代の男性は
同世代の女性ととても近いカルチャーを持っている。

わたしの職場の男性上司をみてそうおもう。
彼らは子供のために当たり前に有給を消化している。

もはや共働きがスタンダードなので、家事育児を分担してるし
入学式や授業参観日、子供の部活の大会、出産予定日に
有給を取らないと、えっなんで取らないの?!って女性同僚に言われる。

働きづめの管理職に憧れている人はいない。
だってカルチャーが違いすぎる。

女性に優しい、女性の管理職を増やす会社が
20代30代男性の働きたい職場にもなる。

わたしたちの世代の男女は同じカルチャーを共有している。
少なくとも、わたしの体感はそう。
最近はむしろわたしのほうが男だなって感じるくらい、そう。

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