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アメリカ英語の発音を総括する3⃣

「母音の発音」について  日本式の舌ではなく、アメリカ英語の舌、あるいは アメリカ英語の基準となる発音の構えをしておいて「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」を発音すればアメリカ英語の母音のすべての発音を、正確に発音できる。ただし、声の大小や口の開け方を変える必要がある。

これまで、アメリカ英語(General American)(略 GA)の母音は20種類以上あると言われてきました。

そのため、GAの母音の発音を身に付けるには、個々の母音を一つ一つ舌の位置がどうの、口の開きカ方がどうの、更には 喉の奥から声を出して等々の指導が行われてきました。

殆んどの学習者は、このような指導を受けた時点で、自分には できない、できる訳がないという心境になり、GAの発音の習得を諦めざるを得なくなっていました。

GAの母音の発音が20種類以上あるというのは、日本語を話すときと同じように舌に力を込めないで発声していれば、20種類以上になるかも知れません。

また、英語ネイティブの音声学者が言うように、英語の母音には音素が20種類以上あるというのも正しいのかも知れません。

しかしながら、英語の発音を苦手にしている私たち日本人が、GAの基準となる発音の構えをしておいて母音(aeiou)を発音すれば、口の開け方を変えることで、簡単にGAのすべての短母音を正確に発音することができるのできてしまうのです。

二重母音や三重母音も一つの音素のようにカウントする音声学の定義には合わないけれど、音の大小を含めた短母音(aeiou)とR音声母音を、GAの基準となる発音の構えのままで切れ目なく発音することで、二重母音や三重母音も、音声学でいうところの一つの音素のようになり、正しく発音できるようになるのです。

昭和の時代から続いているGAの発音を習得するための方法を、もう、この辺りで改めるべきではないでしょうか。

‟アメリカ英語の発音を総括する”は 以上です。





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