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①◆舌の形状を変えれば、アメリカ英語の発音は簡単に身につく

 

私たちは、一切、舌に力を込めることなく日本語を話しています。

英語を話すときも、同じ舌の状態で話します。


ここで、発音図について少し説明しておきます。英語の発音を分かりやすく説明するときに、必ず登場する図があります。それが「発音図」です。

発音図は、それぞれの音を発音するときの口の開け方や舌の位置等を表しています。

下の図は、頭部全体での発音図の位置を表したものです。


この下の図は、日本語の「ア」発音図です。舌が盛り上がっていないために、舌と上あごの間が広くなっています。


ところが、舌に力を込めずに発声している日本人と違って、アメリカ英語(General American)を話す人達は、舌を喉の奥に引き込むような感じにして、あるいは舌根を下げるようにして舌を盛り上げ、呼気の通り道(舌と上あごの間)を狭くしておいて発声しているのです。(下図参照)

日本人とアメリカ人の発声時の舌と上あごの空間は、こんなにも違っているのです。

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