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⑨◆ [ t ]は アメリカ英語の発音では、何種類あると思いますか?

実は、私の分類では [ t ]の発音は、八種類に分けることができます。

以下に、その八種類の発音の違いを順に説明して行きます。

まず、語頭の[ t ]について...
語頭には、 t+母音の[ t ]と、t r の[ t ]の二種類があります。
t+母音の[ t ]は、普通の「タ行」のように聞こえますが、t r の[ t ]は、チュのように聞こえます。

三つ目の[ t ]は、母音と母音に挟まれた[ t ]です。tomatoとかwaterの[ t ]が これに当たります。
t が母音と母音に挟まれていても、 t の後ろの母音に強勢(ストレス)がある場合( hotel )は、 t +母音の発音になります。

四つ目の[ t ]は、発音しても しなくても同じように聞こえる[ t ]です。
Australia とか Christmas の[ t ]がそうです。

五つ目の[ t ]は、閉鎖音(stop t)と呼ばれている[ t ]です。curtainとかcottonの[ t ]がそうです。

六つ目の[ t ]は、n+t+母音の[ t ]です。twenty や winter の[ t ]が そうです。t は n に吸収されて聞こえなくなります。
なぜ、聞こえなくなるのかは 後日 詳しく説明します。

七つ目の[ t ]は、[ tl ]の t です。bottle や little の [ tl ]が そうです。この t も閉鎖音ですが、[ tn ]とは発音の仕方が少し違っているので、区別しました。

最後の[ t ]は、meet you 、 not yet の[ tj ] や YOUTUBE の[ tj ]、 あるいは Could you ~?や Would you ~ ?等の[ dj ]の発音です。

以上の八種類です。

私は、このように八種類に分類しましたが、アメリカ英語では、これらの音を表す発音記号は[ t ]だけなのです。

なぜだと思いますか?

実は、上記の語や連結をアメリカ英語の "純正発音" で行えば、自然に上記のように変化した発音になるのです。

[ t ]の発音の種類については以上です。

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