②◆これまで「ア」で発音していたアメリカ英語の四母音を、明確に区別して発音する
前回①では、曖昧母音について少し説明しました。
今回は、「ア」で発音している四母音ということで、もう少し曖昧母音について説明します。
曖昧母音は、派手なところがなく、目立たない地味な発音ですが、アメリカ英語の発音の中では、非常に重要な役割をしています。
例えば、強勢のない母音の代わりをしたり、基準となる発音の構えになったりしているのです。
なぜ、このようになるのかと言いますと、下図の母音四角形をご覧になればお分かりいただけると思いますが、曖昧母音の調音位置は、母音四角形のど真ん中にあります。
ということは、どの母音の調音位置にも近いため、弱く発音する母音の代わりになりやすいと言えます。実際、そのようになっています。
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