12月9日(土)
朝7時半起こされる。杏起きてるでー、はい…、というところ。
散歩(杏は歩かず超ショートタイム)、フレンチトーストの朝食後、宇賀さんの散歩を観てから出かける。
北大路でストレッチ。金閣寺を通るバスは京都駅から来るやつは超満員、丸太町通から来るバスはスカスカだった。
昼は百万遍でラーメン。「すずき」へ移動。コーヒーはコロンビアが甘い香りがして気に入っている。ポットの紅茶を追加。4杯分くらい、ある。
しかしとにかく眠くて読書はまったく進まない。3時間以上いたけど、パトリック・モディアノ「失われた時のカフェで」、70ページほどしか読めなかった。
「ある晴れた、人が将来のプランを立てたくなるような、そして人生がふたたび一から始まるような、そんな明るい秋の午後。結局この場所で彼女の人生は始まったのだ。」
良い文章。
それから「荒涼館」の続き。へんな小説だけど、ロンドンの霧と、産業革命後に汚染された空気のもやっとした感じと、土壌の汚染なんかの匂いが沸き立ってくる様な気がしてくる。
「長居してゴメンナサイ」と声掛けて、コーヒーチケットと差額の3800円だか3900円だかを支払って帰る。
帰宅後、食事して一眠り。
ヘミングウェイ全短編1の最後2編を読み終わる。『ギャンブラーと尼僧とラジオ』はタイトルも内容も秀逸、何度も読んでいる。『父と子』は初読だが、ニックが父親となっている。これも素晴らしい小説だ。
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