
匿名配送サービス fansfer
はじめまして、匿名配送サービス "fansfer(ファンスファー)" の開発・運営をしています。株式会社 PLUS DELTA 代表取締役の丹野です。
はじめに
先日、「お互いに匿名でプレゼントのやりとりができる新しい匿名配送サービス」として "fansfer" をリリースしました。
リリースから1ヶ月経ち、それなりに多くの方に使っていただけています。
正直当初の予想以上の反響で、まだまだ市場としては未成熟ですが「作った甲斐があったな」と思えるのは偏に使ってくださる皆様のおかげです。この場を借りてお礼をさせてください。本当にありがとうございます。
さて、本日はせっかくですので、より多くの皆様にfansferを使っていただけるように簡単な使い方と、fansferの今後について説明したいと思い筆を執りました。よろしければお付き合いください。
匿名配送サービス "fansfer" とは
fansferは『安心・安全』にプレゼントをやりとりできる新しい匿名配送サービスです。
昨今のインターネットでは個人の力で一定の支持を得る "個人配信者 / インフルエンサー" が台頭しています。これまで、そういった方々が住所を公開せずに「ファンレター・プレゼント」をもらうのは簡単ではありませんでした。
ファンレターを送りたい人たちが、もっと自由に思いを伝えられるように、より多くの人が思いのこもったプレゼントを受け取れるように、fansferは生まれました。
fansferの優れている点は2点あります。
1. 誰でも気軽にファンレター・プレゼントを受け付けられる
fansferでプレゼントを受け付けるのはとても簡単です。
アカウントを作成する中で出来る "fansferカード" と呼ばれる自己紹介カードを、Twitter, Instagramなどで共有することで簡単に受け付けることができます。
2. システム化されており、fansferのスタッフからも匿名性を確保できる
実はこれがfansferのもっとも大きなセールスポイントなのですが、 "fansferカード" の内容と配送先情報は、発送作業において結び付けられていないため、fansferのスタッフもその荷物が "どのアカウントに送られるのか" を知ることがありません。住所が漏れることを気にしているインフルエンサーの皆様にはもっとも適した匿名配送サービスであると言えます。
fansferの使い方
fansferでプレゼントを受け付ける方法は先に話した通り、非常に簡単です。
送るのもとても簡単ですが、もらうよりは少し複雑なので、ここで説明します。
簡単な説明画像を用意したので、併せてご確認ください。
1. 誰におくるかを決める
まずは送りたい相手が公開している "fansferカード" を見つけましょう。
相手がまだfansferを始めていないときは、ぜひおすすめしてあげてください。
fansfer 概要
2. おくりたい相手の "fansferカード" から、「おくる」ボタンを押して送り方を選ぶ
"fansferカード" には次のような「おくる」ボタンがあります。
「おくる」ボタンを押すと注文ページへ移動します。
ここから先は、おくるものによって分岐します。
3-A. 「手紙・封筒を」おくる
手紙・封筒を送りたい時は、左側のアイコンを選びます。
(年賀状は後述する右側のアイコンです)
あとはその下に出てくる項目(住所・メールアドレスなど)を順に確認し、注文します。
使用できる支払い方法はクレジットカード(プリペイドカードも可)です。
(詳しくはこちら)
支払いが完了すると、fansferから「梱包についての手順書」と「返信用封筒(切手付き)」が入った配送キットが届きます。
返信用封筒にあなたの書いた「手紙・封筒」を入れて、ポストへ投函します。あとはfansferが金属探知機でチェックして、お届け先へ転送します。
3-B. 「その他の荷物」をおくる
注文までは基本的に「手紙・封筒」と同じです。
(年賀状も右側のアイコンから選びます)
右側のアイコンを選択して、順に項目を確認してください。
「その他の荷物」は、おくる荷物の大きさに応じて送料が変わるため、荷物のサイズを用意されているものから選ぶ、もしくは3辺の長さを入力すると、適した料金が表示されます。
(荷物のサイズについてはこちら)
そのあとは「手紙・封筒」のときと同じように、その下に出てくる情報(メールアドレス・お支払い情報など)を順に確認し、注文します。
注文が完了すると荷物の送り先として
「<>で囲われた識別子を含むfansferの住所」
がMy荷物表示され、確認のメールが届きます。
(送り先はメールまたはMy荷物から確認できます)
その他の荷物は配送キットが送られてきません。
郵便局などから、表示されたfansferの住所へ発払いで送りましょう。
あとはfansferが荷物をチェックし、転送します。
この際、fansferは荷物に記載された「<>で囲われた識別子」で荷物を識別しているため、外部の通販サイトやお出かけ先で購入したプレゼントも「指定されたfansferの住所」に送ることでプレゼントをお届けできます。ただし「<>で囲われた識別子」は注文ごとに固有であるため、使いまわしはできません。
fansferの理念
fansferは「誰もが『安心・安全』にプレゼントをやりとりできる世界」を目指しています。
これは「住所がバレずに匿名で配送できる」ということに留まらず、より多くの人が、より簡単に使えるサービスを目指すということです。
そのため、fansferはアカウントの開設に審査などもありません。
誰でも登録できる分、fansferで配送する荷物に関しては可能な限りしっかりと検品を行っています。(手紙の内容などは検閲しません)
PLUS DELTAは今後も様々なプラットフォームを開発する予定ですが、他のサービスも「誰もが自由に参加できる」世界を作ることを大前提として開発を進めています。
おわりに
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
わからない点や、気になる点があればfansfer内のお問い合わせフォームからお問い合わせください。サービス以外のご連絡については、fansferの窓口(fansfer@p-dlt.com)に直接ご連絡ください。こちらのnoteも随時更新します。
fansferはまだ生まれたばかりの赤ちゃんですが、今後ともサービスの改善に努めて参ります。何卒よろしくお願いいたします。
自己紹介
丹野 健史 / Takeshi Tanno
1996年 札幌出身
2015年 渡米
2019年 Stony Brook University 休学(もう戻りません、多分)
2020年 10月 株式会社 PLUS DELTA 設立
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