レンブラントの家
本日は,レンブラントの家に参ります。
17世紀に,実際にレンブラントがこの建物に住んでいました。
こちらも,ネットで事前に予約が必要です。
また,ミュージアムカードが使用できます。
オーディオガイドが料金に含まれています。
日本語のがあって,ラッキーでした。
ここはレンブラントの家の台所になります。
奥にあるベッドは使用人のものになる。
レンブラントが使っていたと思われるものが,発掘されていて,展示されていました。
フェルメールのミルクメイドにある壺と似ていますね。
同時代ですからね。
各フロアーの広さはそれほどでもないのだけど,5階くらいまで,全部,レンブラントの持ち家になっていて,贅沢なのだと思います。
レンブラントがイケイケで,絵画の注文がたくさん入り,裕福だったころに購入しています。
ベッドが小さいのですが,これは,当時,頭を水平に下げて寝ると,体に悪いと言われていたそうで,体を起こした状態で,皆さん寝ていたそうです。
レンブラント工房,ですかね,弟子たちの書いた作品などが飾られていました。右上のものがレンブラントの妻,サスキアです。
サスキアは,30歳になる前に亡くなってしまいます。
この肖像画は,サスキアが亡くなった後,レンブラントが想い出に残すために描いたのですが,のちにレンブラントが経済的に破綻して,人手にわたることになります。
その時,その絵を手元に置いておきたかったので,弟子に模写をさせたそうで,それが,この家に残っていました。
本物は,調べてみると,サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館にあるようですね。
もう,見には行けませんよねえ。
レンブラントの年と,肖像画が一列に並べられていました。
57歳のころには,金銭的に破綻して,妻も,再婚した妻も,子どもも次々と亡くなって,かなりのきつい状況だったようです。
レンブラントは銅版画も制作していました。
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