犬の十戒を人間に当てはめる
犬の十戒を読んだことがあるだろうか?犬を飼う前に大体目にする訓示のようなものである。見たことない人はこちらを参照のこと。
なぜ夫婦やカップルは良かれと思ってパートナーになったのにも関わらず、時には喧嘩し、そして大体別れるかどちらかがほぼ一方的に我慢しなければならないといけないのか?と考えた時、そこには依存性の有無があると考えた。
依存が弱ければ、そんなに嫌なら別れようとなるし、片方の依存が強ければその人が我慢を強いられることになる。理想的にはお互いの長所を認め合って結局この人といることがいいよねと言い合える、良性の相互依存の関係に成れればいいのだが、なかなかそこまでいかないのであろう。
家族を迎えるということは、自己流を受け入れなければいけないというリスクがある。子供が生まれた時なの計り知れないインパケとがあるだろう。なので育児ノイローゼになったり、放棄してしまったりするのだろう。まあそういっ意味では婚姻関係の責任放棄というのが離婚の一形態なのかもと自分の過去の体験を振り返ってしまう。
やっとタイトルの伏線回収になるのだが、今度は対象を人間から犬に変えてみた。子供がペット可愛い!ペット欲しい!とせがまれる話はよく聞く。犬の十戒みたいな話を聞かせてきちんと世話も散歩もするようにと言い聞かせて、約束もして飼い始めるが、その約束が履行された話を聞いたことがないばかりか、大体お父さんが代わりに責任を負わされるみたいな話ばかりである。
最初は犬の話としてもちろん読んでいた犬の十戒だが、これは他人と共同生活話始める、あるいは子供が生まれることも同じではないかと思えた。結局他人なのだ。同じ言葉を話すから犬より理解し合えていると勘違いする。よっぽど相手の気持ちを理解しようと訓練されていなければ、相手の気持ちやどうしてそういう考えに至ったかわかりやしない。
だから誰かと家族を持つ、子供を授かると気が来たら、、いやその時を過ぎてもなんだかなと思う時が来たら犬の十戒を読み直して、相手に寄り添おうという気持ちを奮い立たせるのがいいかと思ったのである。
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