【DOMINO】未発表曲クソ雑予想シリーズ[2021 NOISY]
どうも、今朝寝ぼけて歯磨き粉を掌の上に出してしまった、一介のオタクです。
NOISYカムバックまで残り4日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日みんなで噛んで齧って味見していくのは<NOISY>の3番目に収録される【DOMINO】。すでにただの飯テロ掘り起こし大会になる気はしてるんですが、お暇な方はどうぞお付き合いください。夜食のお時間です。
【DOMINO】
Ey DOMIO トンっと叩けば倒れる バタバタとYuh
ゴロゴロ ピシャン 息さえ吹けば全部壊れて blah blah
okey 最後までオールを漕げ 俺のあだ名はブルドーザー
みんな転んだって匍匐姿勢で俺についてこいfollow
ユーモアひとつかませばみんな 腹を抱えて倒れてく
親父ギャグばっかの部長さんは クスクス笑われ脱落してな
一を聞けば十を知れた年頃
一度頷くだけで百万二十の峠を越えてく
sitting up my ambitions
一つ二つと順に完成していくI made it
Now it is time for ignition
俺から始める 俺の後を動いていくドミノ効果
oh oh oh もっと火をつけて 皆が押し寄せてくる今ここに並べ
誰だって例外はないさ皆 一度軽く押せばDOMINO
毎度毎度ティザーの冒頭からサイレンやら不穏な効果やらで不安感を煽ってくるのがお家芸となりつつあるストレイキッズさん、今回もせっかちな配達員が押したインターホンの音(知らんけど)からスタート。
暑い日のN◯Kの集金のおっちゃんもあんな感じで鳴らす人時々おるよな・・・
なんと〜〜も神メニュみを含ませた曲だなというのが初見の感想ですが、冒頭の音だけでなく構成自体も(まだ全体は発表されてませんが)神メニュそっくりなんですよね。ええ、大好物です。
この【DOMINO】で取り上げられていく主題は歌詞の通りドミノ効果、つまり連鎖効果。軽い力を加えただけで連鎖して列に並んだ全てが動いていく、そんなドミノをモチーフにして様々なことを伝えようとしている、気がします。(気がします)
不思議の輪とストレイキッズ
ドミノの話をするのかと思いきやいきなり脱線してしまうタイプのオタク。そろそろみなさんもこの脱線魔具合に慣れてきてくれた頃ではないかなと思います。(希望的観測)
不思議の輪とは何ぞやと。
小学生の頃なんかにメビウスの輪だとか上がっても上がっても元に戻ってくる階段だとか、そういうものにハマっていたなら聞いたことがあるかもしれないこの不思議の輪の概念。
もしここに数学系の方や哲学系の方がいらっしゃったらお怒りを食らうだろうなという覚悟で超ざっくり言うと、不思議の輪ファミリーというのは「入り口と出口がつながってい(るように見え)て、結局また同じところに戻ってくる(ように見える)」ものたちのことです。
今回これを取り上げたのは言うまでもなく、お口の中にお口・・・の中にお口・・・の中にお口・・・の入れ子構造になっている演出がたのしたのしだったからです。4歳なので。
よく例として挙げられるのが、テレビの中にテレビ・・・の中にテレビ・・・の中にテレビ・・・といった映像。このようなものをドロステ効果というのですが、今回のティザーもこのドロステチックな演出になっています。バンも喜んでました。4歳なので。
このドロステ効果はもちろん不思議の輪ファミリーなのですが、他にもファミリーだな〜〜〜と考えられるものが最近ありましたね。
さて、記憶に新しいこの神뚜두뚜두、モチーフとされていたヒーローを覚えていらっしゃるでしょうか?
そう、俺らの光、デッドプール‼️うちらのレイノルズオッパ‼️‼️
あ、そういやみなさんフリーガイ見に行きました?面白かったですか?バンのステマが激しすぎてそろそろ わかったから‼️見るから‼️という気になってきますよね(?)まあまだ見てないんですけど。
そんなデッドプールに代表される自己言及、俗に言うメタ発言というやつです。
こんな風に、第四の壁をおもくそ越えて画面の外の視聴者に向かって直接話しかけるキャラクター、デッドプール。
どうやらこの自己言及も、不思議の輪ファミリーの概念のようで。本来はキャラクターが認識しないはずの上位の世界線(ここでは読者、視聴者の住む世界)を認識し、そこから見た自分たちについてメタ的に言及する、自分を見ている自分・・・という仕様ですね。
今回のNOISY自体のティザーにおいても、我らが最強ピリクス大先生はなぜか第四の壁ぶち破りキャラとして毎度活躍しています。映像にコミカルさをプラスする役割を持つこの演出ですが・・・
うん・・・
かわいいんだ・・・毎回おしゃべりしに戻ってきてくれるぴりちゃん・・・可愛いんだ・・・可愛いんだ・・・・
というわけで、そろそろDOMINOの話は?と言われそうなのでぴりちゃんが可愛い話はこれぐらいにして次の見出しに移っていこうと思います。
ちなみにこの不思議の輪のファミリーの中に「シェパードトーン」というものがありまして、バンが「まだ出ていないけど面白い部分」と言っているのはこれを使った効果なんじゃないかなと勝手に予想しています・・・
基音のドレミファソラシドの音に1オクターブ上のスケールを音量を調節しながら重ねることによって、聴く側には錯覚でずっと音階が上がり続けているように聞こえるけれど実際は繰り返しているだけという不思議な音階が出来上がります。これが、シェパードトーンというもの。
実際に、この曲のDOMINO♪DOMINO♪DOMINO♪と繰り返される部分では錯覚効果は使用されていないものの、1オクターブ内を行ったり来たりするトラックになっています。
もしかすると不安を煽る音響がお得意のスキズのことですから、こういうものを楽曲にがっつり入れてきても不思議じゃないな〜と。予想が当たったか外れたかは8月23日午後6時公開、NOISYでチェック‼️(また突然の宣伝)
きらきらパルメザンチーズ
余談ぐらいのつもりだったのに不思議の輪関連の話をダラダラとしすぎて既にまあまあな分量になってしまっていること、誠に遺憾です(遺憾です)。
さて、後半は巻き気味でいきますよ‼️(ほんまか?)
ここでは、ティザー映像内に出てくる主要なモチーフである「ピザ」について、あくまで予想の範疇ですが一緒に見ていこうと思います。
・・・お腹すいた(午前1時)
ストレイキッズがこれまで追求してきた「美味しい音楽」というジャンル。音楽を料理に喩え、口に合いながらも刺激的なものを作り出すことを強調してきました。そして料理に喩えてるだけのはずがなぜか本当に料理にハマって真空調理まで始めてる人もいますが・・・それは一旦置いておいて・・・
ということで、作品内に出てくる「料理」は全て「音楽」を可視化したものとして考えてもいい頃なのではないでしょうか?もちろんケーキ類は別の役割があるのでそれは除いて、ですが。
今回の料理は「ピザ」。これは個人的な感覚ですが、ピザというものは大衆的で、皆に好まれる食べ物という印象があります。これを音楽に代入すると、「大衆的な音楽」「皆に好まれる音楽」ということに。
もちろん私たちは大衆的な音楽は好きですが、スキズの世界観の中では今のところ「個性」が一番重要視されていますから、ひょっとすると「大衆的」というのはここでは「ありふれた」「凡庸な」という方向に意味を含んでいくのかもしれません。
そんな「大衆的な」ピザに、様々なトッピングをして食べるキッズたち。やっとここで、お馴染みの個性が登場です。特に印象的なのが、すんちゃんが冷蔵庫から取り出したパルメザンチーズ感満載のきらきらラメトッピング‼️
スキズのマークが貼り付けられたこのトッピングは、「大衆的でキャッチーな音楽」の上に「スキズらしい個性」をふりかけてみんなに味わわせてあげようという意味のように見えますね。珍しくわかりやす〜〜い表現で助かるよありがとう・・・
ただ、同アルバムに収録される【CHEESE】のことを考慮すると、ここでのトッピングがタバスコなどではなくあえてチーズの容器であることにも意味があるような気がしないでもないでもないでもない・・・(激弱意思)
少し皮肉った、そしてある種攻撃的な「ギリギリ」を攻める楽曲【CHEESE】。種類も数え切れないほどあって、中には好みが分かれるようなものだってあるチーズを惜しみなくのっける、そんな媚びない曲を俺たちは作っていくから気に入った奴だけ食え‼️ということなんでしょうかね。
ご馳走様です。
【19】だったあの頃へ
ついでにと言ってはなんですが、今回の<NOISY>全体に子供らしさのモチーフが帰ってきていることにお気づきでしょうか?
DOMINOの卓上や部屋の中にあるものを見てみると、ピザ、コーラ、トランプ、フィギュア、ぬいぐるみ、ゲーム機などがそこかしこに散りばめられています。
Cleシリーズ1の<MIROH>に収録されていた【19】で決別したはずの「子供心」を表すモチーフたち。全体ティザー写真でも、子供らしいアクセサリやぬいぐるみなどを身につけたメンバーたちがぐうかわビジュアルで(私情)写されています。これらのモチーフたちがまた戻ってきた理由は一体なんなのでしょうか。
この話はまた、<NOISY>についてお話しするときに置いておきましょう・・・(分量の問題)
ただ一つ言えることは、子供心と無邪気さは時に武器となります。特に、うだうだとした論理やシステムや悪意の前では。
ね、ハム太郎。くしくし、へけっ!
ドミノをするかドミノにされるか
Now it is time for ignition
俺から始める 俺の後をついて動いていくドミノ効果
oh oh oh もっと火をつけて 皆が押し寄せてくる今ここに並べ
誰だって例外はないさ皆 一度軽く押せばDOMINO
俺たちが起爆剤となって、みんながついて来る。みんな後ろに並べ、面白いものを見せてやるから。一見そんな風に聞こえる強気の歌詞ですが、もっと細かい部分を聞いてみると・・・
okey 最後までオールを漕げ 俺のあだ名はブルドーザー
みんな転んだって匍匐姿勢で俺についてこいfollow
オールというのは主に「困難な状況下で主導権を手放すか握り続けるか」を示すモチーフとして利用されるもので、これを「最後まで漕げ」と言うのは「諦めるな」と同じような意味とも取れます。
そしてあだ名はブルドーザー・・・いかつい・・・ぴりちゃんの口から出そうな単語のいかつさ許容量を超えている・・・
ブルドーザーは目の前の土をはじめとする「障害物」を退ける役割をするもので、同時に「無理矢理押し進む」という意味も持った言葉。
そして”みんな「転んだって」ついてこい”という歌詞。肯定的な歌詞に埋もれて忘れかけていましたが、よくよく考えてみればドミノというものは「倒れる」「崩れる」「転ける」ものなんですよね。
「一度軽く突けば」崩れるもの、彼らアイドルは日々そんなドミノのような危うさの中を生きています。ちょっと手が当たろうものならすぐに全部が雪崩のように崩れていく、少し言い方を間違えれば大きな火種になってしまう。
自らが先頭に立ち、刺激的で個性的な音楽のDOMINOを始められるのか
それとも何か想像もしなかったようなミスでDOMINOのように崩れてしまうのか
そんな二面性も感じられる少し皮肉な楽曲【DOMINO】、8月23日午後6時公開です‼️(本日2回目)
それではまた!
여러분!!오늘도!!!힙합하세요~~~!!!!()
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