0309 こたえのなかをぐるぐるまわる

昨日の暖かさと雨で路面の雪が多く溶けた北国は

だいぶ歩きやすくなっていました。

依然として最低気温は氷点下、木々も芽吹くどころか未だ

幹に雪化粧をまとったままで、春と言うには程遠いものの、

少しずつ顕になるアスファルトに、季節の変わり目を感じられる日々です。

そんな今日は休みではあったものの、用事があったので外出。

人と会う約束は、会う前の「約束するんじゃなかった。行きたくないなぁ」

という葛藤及び後悔から始まるのですが、いざ会うと

楽しく話をさせてもらったという充実感に満たされることが多いです。

それは初対面の方でも気の置けない相手でも同じ。

大学以降、人のフィールドにずけずけと入り込んでくる人種と

会う機会もめっきり減り、人見知りが克服出来た気にもなってしまいます。

職場以外での顔見知り皆無なこの街で、大学時代のようにオフ会のような

インターネット上でのやり取りを通じた新しい出会いもなく、

飲食店で話しかけてくる常連客にも出会わない中で、

楽しく話をできる機会があったという運を持ち合わせたことにだけは

感謝したいところです。

これから先、どのくらいそのような機会が増えるんでしょうか。

京都にいた時は全国各地の地ビールが集まったイベントで

京都サンガFCのユニフォームを着たサポーターの方と立ち話を繰り広げたり

学部時代、夜中に足繁く通ったラーメン屋や自転車を10km以上漕いで

食べに行った広島風お好み焼き屋、学友に教えてもらったショットバー、

お弁当のおかずを買いに行った惣菜屋、観光客の外国人等

初対面の方と色々な話をする機会に大変恵まれていたというのもあってか、

どうもコミュニケーションを求める時は地元より京都を

恋しく感じてしまいます。

地元は田舎で、人口の母数も違えば街のカラーも違うので

当たり前では有るんですが、何ともいえません。

今後この街で生きていくにあたって、どうしていこうか。

其れを考えるところからな気がします。

BGM Janne Da Arc/桜


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