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一歩踏み出した先に

こんにちはTouchです、本日もお疲れ様です。

私は今、沖縄に出張で来ているのですが台風の影響で休暇になってしまったので本日も私の経験に基づいて執筆させていただきます。

一歩踏み出した先にあるものとは?

私の場合、地元和歌山で育ち強引に一人暮らしを決めたときや大学の部活の枠を超えて隣の大きなサークルに潜入したときも3度の転職を行った時も先にあったものはいつも一つでした。

ダンスとの出会い

大学進学の際に実家和歌山から2時間かけ通っていた当時の私は警察官になるために公務員に特化した学科を専攻し、剣道部に入部する予定でした。

私は、それまで親に言われるがままの生き方をしており仕事やサークル、部活の決め手も親がどう評価するかを軸に決めていました。

大学の入学式が終わり部活紹介の際に私はブレイクダンスをしている人たちにとても心が惹かれ憧れました。

当時の私はとてもじゃありませんがダンス部に入部する勇気を持つことができずそのまま剣道部の入部する場所に足を運びます。

初めの一歩

それでも、どうしても心残りがあった私はダンス部の練習場所を覗きそこで声を掛けていただき体験で練習することになります。

ダンスにはPOP,Lock,Hiphop,Brake,Jazzなど様々あり強烈に印象に残っているBrakeダンスを教えてもらうことにしました。

全く技が決められず、尚且つその技を音楽に合わせて行うというBrakeダンスは初日では全く習得できず悔しかったのでできるようになるまで通うようになります。

知らず内に仲間ができ、親の意見を初めて無視しダンス部への入部を決意します。

これが初めて自分で決めた一歩で、私にとって親の言いなりからの脱却の象徴になりました。

次の一歩

大学のダンス部入部を決め、練習を重ねる度に一際目立つ先輩がいました。その先輩はどうやら横にある大きな大学のサークルにも通っているらしく見たことのない音の取り方や技を軽々しく決めていました。

一度誘われたことがあるのですが、「私はまだ初めたてなのでそんなレベルではないです」と言って断りました。

みるみるダンスの魅力にのめり込んだ私は大学の授業などにも出ずに練習に励むようになり、他の仲間たちと温度感が合わないようになってきました。

ついに孤独に練習に打ち込む私見て、もう一度先輩に誘っていただき返事を聞かずに私を強引にそのサークルに連れていってくれることになりました。

そのサークルは毎週ジャンル毎にレッスンを行っており、それ以外にもフリーで先輩方と踊って意見を言い合う環境が出来上がっていました。

私がダンス部で培った技も披露したのですが同じ時期に初めた同世代の人たちはその派生の技を行ったり本当に楽しそうにダンスをしていました。

私は技を習得することに専念していたのですがそのコミュニティではダンスをして皆楽しんでいました。

私は練習場所をここにすると決め、先輩とこの場所に通うようになります。

誰も知らない環境に飛び込む楽しさと無限の可能性をこの時知りました。

一歩踏み出すと止まらない

サークルに通い始めて約3ヶ月、私の家庭ではダンスをして遊んでいる私をきっかけに家庭内での喧嘩が増加していました。

私は息が詰まり、ついに家出を決意します。

その時にサークルの友が同棲を承諾してくれて一人暮らしをする費用が貯まる半年ほど住ませてもらえることになりました。

初めて家を離れて友達と暮らし、夜は映画を見たりスピーカーを持ってダンスをしたり楽しい日々が切り開かれたのです。

一歩はきっとその先の未来まで続いていて、決断した以上の見返りがあることをその時に知ります。

予想外の行き先

そこから私は、BrakeダンスからHouseダンスに転向し雰囲気を重視するジャンルのため、ファッションの重要性を知り古着屋さんで働かせてもらえるように知り合いに頼みます。

今でもファッションが好きで、社会人になって5年間ファッション関係の仕事に勤めるのですがまさかダンスのジャンル転向がきっかけで仕事が決まるなんて当時は思ってもみませんでした。

ダンスに打ち込んだ4年間の大学生活が終了し、ファッション関係の仕事に就きます。

一歩踏み出す力を知る者

私は現在、28歳。転職を3度経験しており同世代の中でもダントツで転職回数が多いと言われており、適用能力がないなどという人もいます。

ただ、私はこれまでもこれからも一歩踏み出して環境を変え出会った仲間や環境が私を成長させてくれることを知っています。

現在はGAFAの一角でMgr業務を経験させていただいており、私を否定していた親もしっかり手のひらを返したように自分を認めてくれています。

私がもし、ダンスを選ばずに剣道をして公務員になっていたらきっと今、このNoteにも出会わずに記事を書いて皆さんに発信するような素晴らしい機会に触れることなく過ごしていると思います。

気付けば洗練された仲間がそばにいる

一歩踏み出す度に感じることはより洗練された人たちが周りにいて、集まってくれることです。

何事にも変えられないこの仲間に関しては一歩踏み出して良かったと心から言える証です。

一歩踏み出した先にあるものは新しい自分

新しい自分に出逢いに行くという表現は少し変かもしれませんが私は一歩踏み出した先にあるものはいつでも新しい自分だと思いますのでこれからも新しい自分に出逢いに行きたいと思います。

長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。

皆さんの一歩を心から応援しております。


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