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コーチングの様々な形態

この「ユダヤ流人生の知恵」という私塾の枠組で日本に皆さんに提供しているユダヤ式ライフコーチングで、これまで提供してきた通常8回のコーチングに加えて、単発1回のコーチングを提供することになり、実際にコーチングを始め、少なくとも自分ではとてもいい手応えを感じました。

コーチングには興味があるけれども、いきなり8回はということで、あるいは金銭的な理由で通常のコーチングを受けられることに躊躇されている方でも、単発のコーチングの方は1回でしかも割安にしているので、ぜひ体験してもらいたいと思っています。

せっかくの機会なので、そもそもコーチングとは何かという話から始めてみます。コーチングとは一言で言えば、コーチがアジェンダを持たずにクライアントの話を傾聴し、クライアントが自分1人では普通思いつかないような質問を続けることで、クライアント自身これまで気づかなかった自分の中に眠っている答を引き出してもらうことです。

かなり一般化して言えば、普通の多くのコーチングはクライアントの自我が欲することを叶えてあげることを目指すのに対して、このユダヤ式ライフコーチングではまずはクライアントが幻想の自分としての自我から本当の自分へと人生の主導権を譲渡してもらった後で、本当の自分が必要なことを見つけてあげ、それに基づいて変化のための行動を起こすお手伝いすることを目指しています。

自我が欲することは人生ですべて叶うことはありません。それが本当の自分としての魂の成長には必ずしも必要ではない場合が少なくないからです。例えて言えば、3食お菓子ばかり食べていたいと思っている子供に3食お菓子ばかり与え続けることはその子の成長にとっては好ましくないのと同じことです。

私がこれまで提供し続けていた通常のユダヤ式ライフコーチングはタルムードそしてハシディズムの言葉で言うところの「長くて短い道」というアプローチを取っています。これも例えて言えば、雑草を除去するのに、地上に出ている部分だけを刈り取り、また生えてきたらまた刈り取りという作業を繰り返す代わりに、根っこから除去するというものです。短期的には長くかかるかかるかもしれませんが、長期的に見れば近道になります。

これに対して、今回新たに提供と実践を始めた単発のコーチングというのは、基本的には1回で問題を解決してもらうという主旨のものです。この場合の問題というのは、クライアントの方が持ち込んでもらうのでもいいし、こちらの方で「人生の目的の見つけ方」と「人生の使命の見つけ方」という形であらかじめ準備した質問群に答えてもらうことで、それぞれ人生の目的あるいは人生の使命を見つけてもらうというものです。

ここで言うところの通常のユダヤ式ライフコーチングを数年前にエルサレムで受けて人生が大きく変わり、人生の視界も超良好になった者としては、いきなりこのコーチングをとは言わないまでも、単発のコーチングだけでもぜひ試してもらいたいと強く願っています。この直接体験を通して、ご自身がこれまで知らないということ自体を知らないできたことにも気づいてもらえるはずです。残念ながら、こうした無知の無知を無知の知に変えるには、直接体験を通さず、言葉だけでというのは不可能とは言わないまでも、至難の業です。

ここまで読まれてもし興味を持たれた方はコーチングのページをぜひご覧ください。

PS: つながる

https://linktr.ee/tsvisadan

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