1月23日 病み上がり

ツレが朝5時前に家を出て仕事に向かう予定だった。
こういう時(仕事でツレが超早く外出する日が以前からたまにあった)は私もツレが出ていくタイミングに合わせて珈琲を一杯抽出したり、マグで持っていく用にたっぷり抽出したりしたこともあったけど、今日はなんとなくお湯を沸かすだけ、白湯だけ一杯渡し、残りをボトルに注ぐだけにした。ツレがティーバッグを入れていたなあ。
見送ってから、再び寝床に戻ってなんとなくラジオを流し始めると、なぜか玄関の引き戸がガラガラッと音を立てた。まさか忘れ物かっ!と飛び起きると、「リスケになってた」と気の抜けたツレの声。「ああ、そっか」とこちらも気が抜けた。だからどうということもなく、私はやはり寝床に戻ってラジオをかけながら横になった。一応病み上がりだ。以前なら起きて活動を始めたかもしれないけれど、あまり無理はしない。なんたって33歳。最近は何かにつけて体力の衰えを実感するから。
8時頃、ツレが朝食を作ってくれた。ツレは普段朝ご飯を全く食べないので、朝ご飯をツレと摂ることは滅多にないのだが、珍しい朝があるものだ。
食べ終えて9時過ぎ。一度起きてからあまり眠れなかったこともあり、眠気が尋常ではない。私には珍しく、がっつり2度寝をした。次に目が覚めたのは12時45分。昼過ぎだ。しかし朝遅く起きてしまったときのような自己嫌悪は全くない。きっと病み上がりな上に、これは不慮の事故、あるいはツレの確認不足(リスケの連絡は深夜に来ていたらしい)によるもので、自身の怠惰によるものではないからだ。
昼食を摂って、買い出しがてらツレの今後の仕事を考える時間を取るために大船のPRONTOに流れ込んだ。リュックからは長ネギが飛び出ていた。
夜、このあと焙煎をする予定。病み上がり一発目。大丈夫だろうか。

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