見出し画像

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX【読書記録#3】

年末メンタル回復も兼ねて久々に読書しようと思い立ち、隣にいた友人のオススメをその場で購入して読みました。

読んだのはNO RULESという、ネットフリックスの体制というか、社内カルチャーの話。


個人的に感じたポイントは以下。

  • 制度で縛りすぎると、その中でしか動かなくなる

  • ポジティブな意味のルールにする

  • フィードバックは役職の上下関係なく行う

  • 国や地域ごとに特性が異なるので、細かなチューニングが大事


なるほど、と思ったのはフィードバック(以下FB)のやりとりの部分。

上司からのFBはあれど、同僚同士や部下からのFBって日本のほとんどの企業では行われないものなんじゃないだろうか。。

書籍の中でも“日本人はその場でのFBが苦手”的なことが書いてあったが、そこはその通りだろうなぁと。僕自身大の苦手項目だ。

でも、このFBし合うことは確かにお互いに成長するには重要なことだと思うし、何よりお互いにFBできる環境や関係性が大事なんだろうなぁ…と思う次第でした。


あとは、制度やルールで縛り過ぎない方がいいという点。

「有給は最低5日消化しなさい」とかって決めないといけないほどの状態って、そもそも休みづらい状況だったり、仕事量が多すぎる状況、もしくは属人化し過ぎているとか色々原因はあれど、よくない状態に常に陥っているということの裏返しであり、その場凌ぎ的な対応で根本の課題を解決できていないということとかが近いのかなぁ、、、となんとなくイメージしていた。

(正直そんな状況を真っ先にイメージしてしまった自分にちょっと嫌気が刺したのはここだけの話)


海外の書籍にありがちな、『ジェニファーの場合…』『サムはこんな状況だった』みたいな体験談風の書き方でイメージはしやすい方なことと、各章の最後に要点がまとめられているので、分厚めなこの本もサクッとショートカットしつつ読めて割と満足度高めでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?