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禍福はあざなえる縄のごとし

サクランボの実が 色づき始め ヒヨドリたちが 朝に夕に、先を争って食べに来ます。

一連の騒ぎで 連休はこもりっぱなしだったんだけど、そのおかげで 腰痛と肩こりがやんわり和らぎました。 かなり無理してたんだなぁ。

仕事の予定もめっきり減って 時間がたくさんあるので めっちゃ丁寧にものつくりを してると なんだか形のいいものが 出来上がってきて うれしくなっちゃったり そういう アゲアゲ気分 になってます。(ずっと鬱っぽかったんだけどね・・・作っても いつ売れるんだろうとか 先の不安ばかりで心覆われててね)

今までも 決して手を抜いて仕事してたわけじゃないんだけど、納期に追われたり(納期を守るのは絶対条件ですがね)ついつい 慣れ で 新鮮な気持ちで仕事をする(ものつくりをする)ってのを 忘れかけてたみたい。

手をかければかけるほどいいというものでもないんだけど、ついつい 作業効率 時間を無駄にしないことばかりに 気を取られてしまって 一つ一つの作業の意味を 考えることをおろそかにしていたのかなという気づきがありました。

プロの仕事は 手を抜いてもいいところ(後で微調整できたりいろいろです)は ゆるっと 肩の力を抜いて あっさり時間もかけず やり過ごすテクニックも必要だと陶芸家の作家さんが 言ってた。一理あると思います。 

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写真はアンジェリケチューリップ。散歩道の途中の鉢植えにありました。

居酒屋さんやってる 友人が ランチ始めて結構いい感じだって言ってた。ランチは 2~3日 周期で リピーターが 来てくれるとか、居酒屋とは違った刺激があるって。17年お店やってるけど この騒ぎがなければ ランチなんて考えてもみなかったけどって。ほかにも営業時間のこととか、目からうろこのことがいっぱいあったみたいです。

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もちろん 不安が完全に ぬぐいされた わけじゃないんだけど、気分が落ちるところまで落ちて ちょっと浮上に転じたかな、ものの見方一つでも 大きく気分変わるなぁという思いです。 これからも 日々 グラグラ気持ちも揺れるんだろうけどね。

浮上のきっかけは 友達の何気ない一言とか そこら辺に咲いている花の美しさに感動するとか 案外 ポロっと 転がっているのかなぁ。

出口の見えない不安っていうのは 心にもやもやと 押し迫ってくるもので、やりきれない気持ちでいっぱいになるんだけど、ちょっと視線を変える、気分を変える、何か どうにかならないか ヒントを探してみるという心がけを 少しだけ持っててもいいのかなと思いました。

無理にポジティブに ふるまってみても 反動で疲れちゃうしね。ゆるっと緩めて 自然に 気持ちが少しだけ 上がってくるといいね。

写真や 文章が ほんの少しでも ゆるっと ゆるまる 助けになれば幸いです。

                        梅田剛嗣

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