腸のちから(能力)

腸は人体最大の免疫器官であり解毒器官でもあります。免疫力の70〜80%は腸にあるとも言われています。

また、腸は第二の脳と言われていますが実際には脳とは別の役割があるわけです。

【追記】2021.11 脳は腸から生まれると言う研究がサイエンス誌に取り上げられたそうです。

腸を最適化することが精神面、頭脳面、肉体面においても健康であるための基本になるわけですね。

人体には相似性的な相関関係を持つ部位があります。

頭蓋骨と骨盤、頭蓋骨の中にある脳と骨盤内にある腸がこれに当たります。

腸と脳と相似性的な相関関係を持っているのですね。

脳腸相関という言葉がありますが、
私的には【脳腸共鳴】とは考えています。

脳内神経物質と同じものが腸でも作られます。

セロトニンはもともと腸から発見された神経伝達物質ですが、脳内で生成されるセロトニンは人体全体で生成されるセロトニンの5%程度です。

(神経伝達物質の受容体は皮膚にもあります。皮膚でも感情を感じるわけですね。)

人体と言っても殆ど腸で生成されています。

また、腸で作られたセロトニンは脳では使われません。脳血液関門、脳脊髄液関門と言うものがあるからです。

脳で使われるセロトニンは脳で作られるのです。

では脳腸相関とはなんなのでしょうか?

腸の機能や腸内環境が整うと、脳内環境が整う。
脳内環境が悪い時は、腸内環境が乱れている。

つまり脳と腸は共鳴し合っているわけです。

私はこれを【脳腸共鳴】と呼びます。

心をどうにかしようとしても、どうにもならないなら、心をどうにかするのではなく腸や体からアプローチしてはいかがでしょうか?

【追記】

【2021.11.22】
脳は腸から生まれるとい研究発表がなされたそうです。そもそも脳より先に自律神経や消化器官が生まれるのである意味、当たり前と言えますが・・・

【2021.12.10】
腸から脳に直接信号を送られる機能があるようです。もしかしたら、脳は腸の出先器官かもしれませんね。

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