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この仕事を始めたきっかけ

今となってみれば、あっという間に15年近く経ちました。
最初は地元静岡のワインの会社に内定が決まるものの、色々あって内定を辞退。プログラマーをやっていた頃…自分の中途半端なやる気と勤務態度と、画面をずっと眺めている仕事に少し違和感を覚えて退社。
(ほぼ自己責任なんですが…)

考えた末、地元で家業である農業の仕事を始めました。

この仕事を選んだきっかけは中学生の時に家業でやっていたフリージアの切り花の仕分け作業を手伝っていたことがきっかけです。

無我夢中でやっていたフリージアの仕分け作業でしたが、意外に楽しくて、CDを買うためのこづかいが欲しくて頑張ってやっていたのを思い出します。

実際に社会人になってからも、農業の仕事を始めた当初は必死で、仕事に取り組んでいたように思います。今思うと結構周りが見えていなかったななんて思います。

それでも、親や周りの生産者の人に教わりながら、何とか物にはなりました。全然農業とは関係ない名古屋の大学を出て、この仕事に就いていろいろとサポートしてくれた取引先市場の方々(特に豊明花き)、JA関係、地域の人たち、両親、祖父母には感謝しています。

3年を一つのスパンとすると私の花き生産者としての歩みは3x5から5スパン目に入ってきています。自分自身の辿ってきた道を振り返ると、他人との比較でなく自分自身がまだまだだなと思うところはたくさんあります。

特に機械系統、化学、数学は弱いなと思い、躓いてずっと不得意で避けてきた数学を改めて学び直し、前より理解できるようになりました。

元々大学では文系学部で英語や経営学や簿記、国際関係学を学んでいたので、ここからまた三年間は更に理系の学びを深めて、安定した経営を目指したいです。

生物学、物理学、機械工学、気象学、数学、文学などなど…
温室で植物を育てることも色々な分野の観点から見ることができます。
学びは日常生活のあらゆるところにある。

仕事をしながら合間に本を読んだり、勉強をしながらよくよくは先人の花き生産者に肩を並べるような人になり、花苗を購入した人たちがそれを育てて少しでも喜びある毎日を送れるような経営体を目指してこれからも努力します。

花を育てる楽しさ、花を見て選ぶ喜び…✿
小さな喜びをたくさん与えることでたくさんの人に花を育てる喜びを伝え続けていけたら良いなと思います。
noteの方でも育てている花や植物、読んだ本の紹介などしていこうかなと思っています。

よろしくお願いいたします☺



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