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大事なお知らせ

「2022年6月現在、なごみの運営団体が変わり、話し合いの結果、再び団体の絵付け体験の受け入れ再開などを計画しています」


いつもお世話になっております。
大事なお知らせです。

経緯

数年前から津屋崎人形がよくメディアに取り上げられ、その中でも代表的なモマ笛という人形があります。

モマ(中)

モマ笛はふくろうをかたどったシンプルな土笛で、昔から地元の中学校に行って絵付けの授業をしたり、市のイベントで絵付けワークショップなどをしたりと、割と昔から津屋崎人形の代表として認知されているものでした。

人気が上がってくると「工房で絵付け体験はできませんか?」というお問い合わせも増えて参りました。
しかし家族のみで製作のため、工房内での絵付け体験の対応は難しいと考えておりました。

そこで、近所の「まちおこしセンター津屋崎千軒なごみ」という市の施設にお願いし、モマ笛の絵付け体験を実施していただいておりました。
そのこともメディア取材などで何回もご紹介し、実際に福津に来られて絵付けをされた方も多いかと思います。


こちらとしては生まれ育った町にたくさん人が来てくれる。

うちの工房だけでなく、津屋崎千軒と言われる古い街並みや近隣のお店にも人が来てくれる。

本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいでした。


2021年3月8日

先日、朝に女性よりお電話がありました。

お子様と一緒にモマ笛の絵付け体験をしたいとのことで、もちろんいつもどおりなごみさんを紹介しました。
お昼頃その女性と男の子が来られ「なごみさんに行って、モマ笛絵付けをしましたよ〜」と人形を見せてくれました。


しかし、そのモマ笛は僕たちの知っている、僕たちの作っているものと違いました

僕は絶句しました。

すぐになごみさんをお伺いしたのですが、よその人形師に依頼されたようです。(ご先祖が津屋崎にルーツを持つ、モマ笛の型も持っている人形師のようです、詳細は知らないのですが)

実は以前にも、お客さんから、「なごみで販売された人形を津屋崎人形と思って購入した」と言われたことがあり、その時も、なごみさんには「混同されるような販売はやめてほしい」とお願いしていました。


なごみさんとは工房まで徒歩2分の距離にあり、絵付けの人形が無くなるとすぐ相談されて、僕が歩いて配達に行くような間柄でした。


また僕たちはコロナや緊急事態宣言のことも鑑み、相談がないので納品をしない方がいいだろうなどと考えていました(こちらの慢心もあったと反省しています)。

そのようなことも伝えましたが、結局取り合ってもらえず、今後なごみさんで絵付け体験をするモマ笛は津屋崎人形のモマ笛と違うものであることを分かるようにする。

お客様が誤認識されないように、うちの人形サンプルや写真を撤去することをお願いをしております。

そのように現在「まちおこしセンター津屋崎千軒なごみ」さんで絵付け体験をされているモマ笛は津屋崎人形ではございません。

当工房に関係なく製作されたものです。(いつからの時期からか不明ですが、筑前津屋崎人形巧房のモマ笛の由来書が入っていたら、津屋崎人形のモマ笛です)

私たちはその事実を知らず、メディア、電話相談、接客時に、なごみさんでの津屋崎人形モマ笛絵付け体験をご紹介しておりました。

すでに絵付け体験をされ、モマ笛に違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。本当に申し訳ございません。


今後

筑前津屋崎人形巧房の工房内にてモマ笛の絵付け体験ができるようにいたします。応援いただけると幸いです。
https://coubic.com/tsuyazaki-ningyo

ネット上では今までの取材記事などで、津屋崎人形のモマ笛がなごみさんで絵付けできることになっています。


誤解される方が多くなることが予想されますので、このことをシェアいただきたく思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

#モマ笛絵付け体験 #津屋崎人形 #モマ笛  

いつもありがとうございます^^