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月日をなぞるだけ

亡くなる月日が経つ程に書けない
向き合うのが辛いからだ
亡くなった直後にあんなにも
書いていた事を不思議に思う

2018.3.30
妹と谷中霊園に行き花見をした
カメラを貸して2人で歩いた
彼女にとってこの季節は
性的暴力を受けた季節になるので
外出も辛く、声を失う事もあった
13年経っても消えない傷である

しかし
少し行ってみようかな
桜に自ら触れてみたりしていた
ハラハラしながらも
少しずつのリハビリを写真におさめた
あまりにも妹がゆっくり歩いて
桜と会話しているようで
後ろを振り返り見つめていたし
もう、早く〜暗くなるよ〜と言った

お互いに撮り合ったり
美白アプリ使ってみたり
お互いに携帯には沢山の写真が残ってる

しかし、2019.3.30
寸前まで気づかなかったのだが
仕事でのお花見会があった
去年の今…
それしか頭から離れなくて
みんなと乗り越えたいと思いながら
やはり無理はやめようと留守番
その後は仕事場兼自宅で皆に会えた

いつまでも、いつまでも
妹が帰ってこない
ドアの横からひょこりと顔出したり
戻ってきてくれないかなと思う

写真を見るのが辛くてPCに写した
グリーフケアの会では
波に逆らわないようにする
今はこうゆう時なんだな〜と
まあ、良いじゃないかという
気持ちを持つ話を聞けたので
無理にしっかりしようとするのは
出来るだけ避けるようにはしている

しかし、特に2月からは

布団から出れない
お風呂に入れない
メニューが浮かばない
トイレにいくのも苦痛
音楽聞く気になれない
身だしなみに気をつかえない
人に会いたくない
出来るだけ暗い部屋に居たい

以前からこうゆう時はあったけど
毎度毎度、お風呂は洗ってもらい
主人が入浴剤を選んでくれて
出来るだけリラックスや楽しい場に
そしてさっぱりするよ
頑張って入れたね、髪綺麗だよ と
言われたら嬉しいので入っている

ただ本当に心底
そこに辿り着くまでが遠い、遠い
登山みたいな感じに近い

一回入っても
また次の日の試練になる
こんなにも色々が出来なくなってきた
出来なかったけ?

精神科の通院で緊急を話し
サインバルタ 抗うつ剤をもらう
正直、薬は飲みたくなかった
結婚してから減薬をして
抗うつ剤、睡眠導入剤からも卒業した
なのに悔しかった

しかし試してみたら
あまり躊躇なくお風呂に入れたり
買い出しに行けたりした
一人で一度か二度と外出さえ出来た
ん?効いてるのかな?

ただ、四月上旬になると
ホルモンバランスが崩れていくのと
命日反応が訪れてしまうので
また何も出来なくなってしまう

そして抗うつ剤を倍に増やした
4.11 現在 様子見である

何も出来ない
何もやりたくない
やりたいことが浮かばない
時間が過ぎていき
猛烈に眠く、身体は重い

これが鬱か…というのを
かなり今年に入り実感した

絶対に焦らない
何もしなくて良い
出来る時にやれば良いと
落ち込んだら言い聞かせている


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