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運命共同体

私のパートナーは夫です。そして運命共同体です。

私が25歳の時主人と同じ会社に転職し、お家に転がり込んで同棲生活を送っていました。その時はこの人と結婚するのかなー?くらいにしか考えず、当時主人も31歳。母からもどうするの?なんて電話がかかって来て、するんじゃない?なんて呑気な返事をしていた日々を送っていました。

しかし、人生は甘くないです。私が同年脳の器官障害を発症したのです。

普段とに生活してなんとなく、違和感を感じる体。周りにも体調悪そうだねと言われる日々。何かおかしいと感じていたある日。通勤で主人と会社の最寄り駅に着いた瞬間。『ブチッ』と体から何か切れる音がしました。そこからはあまり記憶がないのですが、会社についてすぐ病院に行ったと思います。

気がつくと体は痙攣起こしたり、思い通りに動かず、喋れず、ただ布団の上に寝ていました。

このあたりの記憶は今でも曖昧で、3ヶ月以上かかけて、大学病院で沢山の検査をし、脳の器官障害であることがわかったのです。そして、治ることはないこと、子供が産めないことが宣告されたことは強く記憶に残っています。

絶望。とはこういうことなのかと思いました。

それでもあいも変わらず夫は私の世話をし、会社に行き、帰って来ては私を介護してくれました。それから3,4ヶ月立った時ふと夫に言いました。

『別れよう』

すると夫は『なんで?』と。

だってこんな生活続けらないし、、、、と言い訳をしていると

一緒にいよう。これからもずっと

それから私達は運命共同体です。2人でお互いの全てに乗り越えていく。

あれから12年立ちました。

今までも多くの人が経験しないこと経験してきたけど、

これからもそうでしょう。

でも私達は運命共同体です。



#私のパートナー

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