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ツワウタコ
2016年7月4日 18:54
茶臼山-現在、大阪市立美術館のある辺り-は、昔は住友家のお屋敷が建っていた。そこには大きな屏風が飾られ、絵が掛けられ、お客様がいらっしゃったら特注の食器でパーティー。そしてご主人様はお茶を点て、絵も書も篆刻も。この夢のような生活は、しかし、わずか数年ほどで終わる。贅沢をし過ぎてお金が続かなくなったのでも、ご主人様に何かあったのでもない。ご主人様が、お屋敷のある土地を、美術館にすることを条件に大
2016年2月28日 19:25
2016年2月28日 19:00
泉屋博古館分館にて「バロン住友の美的生活」展の第1部「バロン住友春翠-邸宅美術館の夢」が開催されている。その公開に先立ち、2月25日にWEB内覧会が行われた。第1部は明治編。その中でも前期と後期で展示替えがあり、前期は青銅器特別展示がある。正直なところ、私はこの有難みが全く分かっていなかったのだが、ギャラリートークでお話を聞いて驚いた。京都本館の青銅器館の模様替えに合わせて実現したもので、なん