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住友春翠ノート

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住友春翠と、そのご子息の泉幸吉について、思うことを気軽に書いています。
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2016年7月の記事一覧

「バロン住友の美的生活」展第2部

茶臼山-現在、大阪市立美術館のある辺り-は、昔は住友家のお屋敷が建っていた。そこには大きな屏風が飾られ、絵が掛けられ、お客様がいらっしゃったら特注の食器でパーティー。そしてご主人様はお茶を点て、絵も書も篆刻も。

この夢のような生活は、しかし、わずか数年ほどで終わる。贅沢をし過ぎてお金が続かなくなったのでも、ご主人様に何かあったのでもない。ご主人様が、お屋敷のある土地を、美術館にすることを条件に大

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