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梅雨入りしました!

読者の皆様こんばんは。
3期生の有村です。

津和野が位置する中国地方もついに梅雨入り発表がありました。6月から新年度の事業がスタートなのですが、さっそく出鼻をくじかれております。

雨の日に作業道をいじるとぐちゃぐちゃになってしまい、修復するのにも時間がかかってしまうので基本的に雨天の日は作業道開設作業は行いません。

作業がストップしてしまうこの鬱陶しい雨なんですが、少しだけこの雨を心待ちにしていました!

というのも、新年度の事業が始まる前に昨年度の現場の残処理作業を行っていたのですが、そこで路面の水処理を行う横断工と流末処理を実験的に数種類試していました。

①ゴム製止水板 期待度:☆☆☆☆☆

丸太2本の間にゴム板を挟んで使用する定番の"シスイエース"!
C材になるような丸太を有効活用でき、材を積載した2tダンプで走ってもへこたれないタフなやつです。岡橋師匠のとこでも使用されており実績ナンバー1、ただし、値段もそれなりにタフです(´Д` )
水の勢いで路肩が掘削されないように路面処理工を施工しています。

②丸太 期待度:☆☆

通行に差し支えない程度に丸太を埋めており、手前側を少し低くしてみました。しかし、丸太が地中に埋まっていないのですぐ腐ってしまうとの懸念があるので期待度は低めです。流末処理は根株や五目を水の出口に置いてみました。

③丸太(地中) 期待度:☆☆☆

⬆の丸太が腐りにくくするために完全に埋めて手前側を少し凹ませています。こちらも流末処理は根株と五目を置いてみました。

④凹凸 期待度☆

シンプルイズベスト。路面に凹凸をつけただけです。施工時間もあっという間。ただ水の流れに逆らわないようにゆるりと受け流すような線形にしてみました。すぐ土が溜まってオーバーフローしそうですが、、、期待度は低め。

⑤丸太+砂利 期待度☆☆☆☆

丸太と丸太の間の下側に枝葉を敷いてその上に石コロや砂利を敷き詰めてみました。ろ過装置みたいになってしまいましたが(笑)
流末処理は路肩の木にぶつけて水の勢いを殺し分散させます。
砂利はたまたま軽トラの荷台に一袋あったのでそれを使いました。お金が多少かかってるので期待度☆4にしておきます。

【番外編】流末処理の実験 期待度:☆☆☆☆☆

④の凹凸型の排水処理なんですが、こちらでは流末処理に遊び心を\(^^)/

水の出口に丸太を2本バケットで押し込んで配置し
、その間に枝葉と石コロを敷き詰めて、上部には水気を好みそうなシダ類を周囲の黒土ごと移植してみました。枝葉で細かい土が溜まって水の勢いを殺し、さらにシダ類が繁茂して根付いてくれれば最高です。

経過についてはまたどこかのタイミングで記事にしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

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