お手元にスマホをご用意ください。

あけましておめでとうございます。四期生ハラです。

みなさま、年越しはいかがお過ごしでしたしょうか。僕は実家のある名古屋に帰省しました。帰省初日は大体寝て過ごします。なぜかと言うと、体調が優れないからです。高速移動する鉄の箱(新幹線)に3時間くらい揺られ、自然界で嗅ぐことのない人工的な臭い(香水とか?)を移動時間中嗅ぎ続け、さらには硬い地面を歩くからです。

新幹線は乗っている時間がたかが3時間くらいなので良しとします。臭いもガソリンやら軽油を扱っているし、何なら自分が汗臭いのでまぁ良しとします。硬い地面、、、これはダメ。普段現場と家の往復なので、アスファルト舗装された地面を歩くとしたら柳現場の土場とローソンの駐車場、役場の駐車場、キヌヤの駐車場くらいです。寝るとき以外の大半は土(山)か畳(家)の上で過ごしているので、数日都会で生活するだけで膝が悲鳴を上げます。都会に住んでいるお年寄りの足腰が悪いのは、硬い地面が原因なのではないかと思ってしまいました。

とまぁ雑談はここまでにしておきます。

最近、年配の方と連絡先を交換する機会が多く、僕が代わりにスマホを操作して電話番号を登録してあげることもあります。そんな時、良く見かけるアプリがグーグルマップ。

たまにグーグルアースも見かけます。こいつがインストールされてた時は、ニヤニヤしながら「これ凄いんですよぉ~」と言って僕の薄っぺらい知識をひけらかしてしまいます。(笑)

山の話をしている流れで連絡先を交換することが多いので、何だかんだ自分のスマホでグーグルアースを起動して、山の位置を一緒に確認するようにしています。

「ワシにも使い方教えてくれ」とよく言われるので、あえてココに書かせて頂きます。他の記事も見てって下さい!(笑) 林業関係の方やアウトドア好きな方はブラウザバック推奨です。退屈な記事だと思います。

まずグーグルアースを見つけ出すことから。僕のスマホだとこんな感じです。「Earth」っていう表記です。

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起動できたでしょうか。お目当ての場所がわかっているなら、青印のところをポチ。住所なり地名を打ち込めば出てくるでしょう。自分のいる位置が知りたいなら黄色印のところをポチ。「現在地」という表記が出てくるのでもう一回ポチ。GPSが正常なら多少誤差はあるかもしれませんが青い点がマップ上に表示されます。そして地図を立体的に見たい。そんなあなたは赤印の3Dをポチっと押してください。3Dから2Dに戻したい場合には、同じところをポチ。

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3Dモードにして指を2本使えば角度も変えることができます。(これの説明は難しいので試行錯誤してください。)これがすごく便利。この尾根は緩いからヘアピンカーブ作れるなぁ~とか深い谷があるから渡れそうにないなぁ~とか。そして紫印の定規マーク。これもっと便利。

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定規マークをポチっと押すと「測定」と表示されます。「ポイントを追加」をポチポチしていくと距離が測れます。(ザックリ)

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そしてこのポイントを一周させてつなげると面積までわかります。

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いかがでしょうか。こんな便利アプリが無料で利用できるだなんて。山を見に行ったその場で林地の面積がわかりますし、作業道の距離もわかります。ザックリとですが。

ついでなので別のアプリも紹介します。その名も「山旅ロガー」!!!このアプリを起動し、測定開始をポチっと押すとGPSのデータを保存してくれます。

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だいぶ長くなってるので、すべて端折ります!こんな感じでグーグルアースと連携させると山旅ロガーで記憶したGPSのデータが地図に落とし込まれます。要するに自分が歩いたルートがわかるということです。(赤い線)

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これでアプリの紹介は終わります。1年前?から津和野町では赤色立体地図というものが導入されて、上記したようなことが当たり前に行えて、もっと高度な操作もできますし、詳細な山林情報もわかるようになりました。山林の状況が気になる方がいれば、農林課に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。はっきり言って、めちゃくちゃ便利な技術です。山に入ることなく、山の情報がわかってしまいます。技術の進歩恐ろしや。次回は赤色立体地図について軽くお話しようかと思います。それでは~。

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