柳現場作業完了

 みなさんごきげんよう。5期生の高橋です。

 本日,日原82団地,通称「柳」現場の作業が全て終了しました。
 私はこの柳現場を現場リーダーとして担当し,開設・間伐・集材・搬出・修正の全てに関わりました。やはり自分が現場リーダーとなって関わると,思い入れが出てきますね。
 この記事を書いている現在,津和野町は結構な雨が降っています。なので「修正した道が荒れないかなぁ」と不安になる気持ちになる一方,「水切りやバラスで対応している個所は機能しているかな」とちょっと楽しみになる気持ちもあります。

 ところで,この現場は当時の現役メンバー全員がいずれかの区間で作業道開設のオペレーターを担当しました。私は最後に全ての道について修正を行ったので,オペレーターによって道の仕上がりの違いもよく見えました。
 一番違うなと思ったのは,路肩です。道を均すためのキャタ転圧をしているとき,なんとなく路肩が不安になる道と,安心感がある道がありました。
 たぶん原因は二つありまして,一つは開設の作業方法です。
 盛土部分の土台をどの位置から作ったか,そして転圧をどの程度できているか。当然,土台をしっかり下から作って,転圧が十分できている個所は路肩がしっかりしています。
 もう一つは,土質や地山勾配などの環境的要因です。
 轍で酷い水たまりができた個所などは,かなり下から掘り返して修正したのですが,そういう個所は総じて土質が粘土のようで水はけが相当悪かったです。こうした個所は均しても,キャタピラで走るとすぐに轍ができてしまい,路肩もなかなか締まりません。最後に道を均した時に若干外カントにして排水できるようにしましたが,この雨でどうなっているやら。期待も不安もあります。

 作業道のバラス敷き,路面処理や水切りと言った修正は,私が最後に仕上げたので,この道が今後の雨等でどうなるか観察していきたいと思います。できれば,1年や2年と言わず,10年,20年先でも道があれずに残っていてほしいと思いますが…。

 さて,来週から新現場が始まるので,今回よりも良い道を付けられるように精進していきます。

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