「今、学びたいこと」〜ひめインタビューvol.4〜
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「今、学びたいこと」
ひめ:「学びたいこと」。めちゃくちゃあるんですよ。(笑)
これが学びたいんです、っていう専門的なことがないのが私の悩みであり、基本的に、興味・関心が広いから、なんでも知りたい!なんでもみたい!っていう感じ。
自分は何が学びたいのか、どこに向かいたいのか、常に探している感じ。
でも、最近、興味があるのは、人のきもちや感情、認知みたいなところかも。
人に伝えたことを相手がどう受け取るのか、とか、どう伝えたら自分の心のうちにあるものが伝わるのか、どうしてあたりまえとかふつうができちゃうんだろう、とか、そういうところに興味がある。
あとは、デザインとかアート。
今まで自分が苦手だと思ってきたし、自分が何かを表現することにすごく苦手意識があるんだけど...でも、惹かれる部分があって。
美術館巡ったり、絵本見たり、五感が刺激されるのが好き。そういうのを改めて学んでみたいし、やってみたいかな。向いているかはわかんないけど楽しみたい。
文化・歴史はずっと興味があって。国やひとや時代によるちがいはおもしろいなとおもう。なぜ、ひとは戦うのか、生きるとは何か、とか。時代や国が変わっても普遍的にずっとある哲学的なことも興味があるかも。
ちず:知識として知りたいっていうのはあるのかもだけど、哲学的なこととかは考え続けたいって感じなのかな?
ひめ:自分ひとりで考えたいというよりは、いろんなひととしゃべってみたいって感じかな。
いろんな色を混ぜる、重ねるというイメージがあるのだけど、自分が考えていた枠組みが外されたり、深まったり、偶然が重なって生まれる、自然発生的なこと、なにかとなにかがかけあわさることで起こる化学反応的なことが起こるのが面白い。
ひとりで論文をひたすら読むというのはあんまり興味がなくて、こういうことに興味があるのだけど、いっしょに学びませんか?みたいな感じで開きながらだれかといっしょに考えること、とか思いついたことを共有して、考えが広がるとか企むとかそういうことが好きかな。
専門的に学びたいとかスキルを得たいというのではなく、みんなでそのことについて話しているという場の空気だったり、時間だったり、その過程の中でうまれる議論が好き。
あぁ〜いい時間だった。またやりたいな。っていう余韻がすきっていう感じかな。
ちず:専門的に学ぶというよりも「学ぶ」という行為を通して、いっしょに考えられたり、気づきがおもしろかったなっていうのがいいのかな。
ひめ:そのひとの心に触れられるのがおもしろいのかな。
ちずちゃんとインタビューしてても感じたけど、ちずちゃんってそこをおもしろいと感じるんだ〜みたいな。
世間話ではわからないようなちょっとディープなそのひとの内面に触れられたり、そこが自分と共鳴するというか。(わたしもそれ、思っていた〜!みたいな)
この間、魔女になりたい!って盛り上がった人がいたんですけど(笑)、琴線に触れるみたいな瞬間がおもしろいかも。
ちず:広く「学び」って感じがするし、固い学びって感じじゃなくて...
ひめ:うん。研究的な学びではないかもね。論文ひとりで書けって言われたら逃げ出しちゃうかも(笑)研究者ではないんだろうな〜。
ちず:そのひとが何に関心があるか、大事にしているポイントを発見したときにおもしろさを感じるってことかな?
ひめ:そうね、そうね。そんな感じ。このひとここなんだ〜ってにやにやしちゃう。じぶんのなにかとだれかのなにかが重なる瞬間がすごくすきで。
だから自分の引き出しいっぱい広げたいなって思うのはいろんなひとの重なりをいっぱい見つけたいんだと思う。
なんでかわかんないけど....だからメタモンだねって言われたのは、すごく納得していて。
その人がどういうところに興味があって、どういう話題を求めているのかをいつもすごく考えていて、これですか?これですか?これかな?みたいに出して行って、あぁ〜これか〜メタモン変身しまーすみたいな(笑)伝わるかな(笑)
ちず:あぁ〜なるほど〜いろんなひとに対応できるように引き出しは広く持って、これが引っ掛かったら、よっしゃ!ってなって、あっ、これもいけるのね、よっしゃよっしゃ!って感じなのか。
ひめ:そうそう!まさにそんな感じ!ちょっと変身しまーすみたいな。アメーバみたい(笑)
自分の持っているものをカードみたいな感じでいろいろ持っていたくて、あなたに合うのは、こちらですか?こちらですか?あ、こちらでしたね〜みたいな。
ちず:笑笑。あのね〜すごいね〜今のひめちゃん生き生きした顔してるの。文字じゃつたえられない(笑)
ひめ:なんでそうなのかもわかんないし、だけど、「これか〜」みたいなところを見つけられた時が快感(笑)
ちず:そうね〜すごいフェチ的なのを感じたよ(笑)
ひめ:なんなんだろうか、どういう気質なのか全くわからないんですけど(笑)でも、自分がないことがコンプレックスだった。
わたしはこれだ〜っていうのがなくてどれも当たり障りなく面白いなと思えちゃうし、いいよねってなるから、自己紹介がすっごく苦手で、これも好きだし、これもこれもこれも好きなんですけど、あなたはどれが好きですか?みたいになっちゃう。
先に相手に自己紹介してもらって、それ、わたしも好きです、みたいなのが好き。
ちず:あぁ〜なんていったらいいんだろうね...
ひめ:別に無理に合わせているとかじゃなくて、それが好きなんです。ただ。
ちず:相手と一緒に楽しみたいんかな?
ひめ:相手が全く同じである必要はなくて...同じものを見ていてその人がどう感じているのかが同じだったりちがったりするときがおもしろいというか。
同じ本を好きでもこの本の〜な部分がいいんですよね、あぁ〜そっちですか〜わたしはこっちなんですが...っていうのがすき。これとかそれとか多すぎて、記事にしたら全然わからなそう(笑)
ちず:「共鳴」するっていうのがポイントなのかな。
ひめ:共鳴ポイントを探しているんでしょうね。歴史が好きっていうのもなにがすきかって、偉人と呼ばれる人も自分と同じことで悩んでいたり、失敗していたり、人間っぽさがあるストーリを知ったときというか。
わたしも同じって気持ちになれる。まさに共鳴・共感。あぁ〜よかったってきもちになれる。天才なだけじゃないんだな〜って。
ちず:なるほど〜おもしろいね。ひめちゃん話しててすっごく生き生きしているし、ひめちゃんのことを知れて嬉しい。
ひめ:うまいこと表現できないものを聞いてもらって、こちらこそ感謝です。
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最後までご覧いただきありがとうございました。ひめインタビューは以上になります!
また次のnoteでお会いしましょう〜!
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