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痩せたい人必見!いま話題の「16時間断食」とは?


こんにちは! つーばきです!


1日のうち8時間はなにを食べてもいいけど16時間はなにも食べちゃダメ。そんな「16時間断食」が話題になっています。キツい運動や厳しい食事制限がないダイエット法です。


私たちは「13食食べましょう」と言われて育ちました。いまでも「朝ごはんはシッカリ食べないとダメ」と思い込んでいる人も結構いると思います。


ところが「13食が理想的」という考え方に、確かな裏付けはないらしいのです。それどころか13回の食事をすると、肥満や高血糖になりやすくなったり、老化が進みやすくなったり、内臓が疲れてしまうのだそうです。


「食事」は食べものを口に入れたら終わりではありません。その後、体の中で食べものを分解し栄養を吸収したり要らないものを排出したりと、さまざまな臓器が一生懸命働いています。体にとってはむしろ食べものが喉を通過してからが食事の本番なのです。


食べものが胃の中に滞在する時間は平均2時間〜3時間です。脂肪分の多いものだと4時間〜5時間。そして胃から小腸に運ばれてさらに5時間〜8時間、その後大腸で15時間〜20時間かけて栄養や水分などを吸収していきます。


つまり、13回食事をすると前に食べたものがまだ胃や腸に残っているのに、次の食べものが運ばれてくることになります。胃腸はノンストップで稼働することになるので疲れてしまうのです。(かわいそう


ちなみに13食のせいで疲れてしまうのは胃腸だけではありません。栄養を蓄えたり有害物質を解毒・分解してくれる肝臓も同じです。胃腸や肝臓が疲れて動きが鈍くなると、栄養がシッカリ吸収されなくなったり、老廃物がきちんと排出されません。


だから、なにも食べない時間を作ってあげることが大切なのです。せめて週に1回でも、働きすぎな内臓のために休憩時間を作ってあげてください。それだけでも肥満になりにくくなったり内臓を休めることができるそうです。


ちなみに日本で「13食」が広まったのは江戸時代以降で、それまでは「12食」が一般的だったそうです。好きなものを好きなだけ食べられるようになったここ40年くらいで、糖尿病患者が50倍に増えたそうです。私たちが糖を摂り過ぎていることは間違いなさそうですね。


運動不足や不健康なものを食べていることだけが問題なのではなく、好きなものを好きなだけ食べられるこの環境が、肥満の人や生活習慣病を増やす原因になっているのかもしれません。


16時間断食によるダイエット効果は、すでにさまざまなメディアが取り上げていますが、実は減量より大切な効果もあります。


空腹の状態が16時間を過ぎると「オートファジー」が機能し始めます。オートファジーとは「オート(自分自身)」と「ファジー(食べる)」という単語が組み合わさった言葉で、細胞が自分自身を食べて新しく生まれ変わる仕組みのことです。


オートファジーが機能すると、食べすぎや加齢による体へのダメージがリセットされます。古くなった細胞が新しく生まれ変わることで体が内側から若々しくよみがえるのです。


それによって、病気の予防、不眠などの不調の改善、若さの維持などの効果が期待できます。減量はあくまでもメリットの一部で、こうした体質改善こそが16時間断食を行う最大のメリットなのです。


先ほども書きましたが、16時間断食は週に1回でもいいそうです。また、1日の中でどの時間帯に設定してもよくて、睡眠時間も16時間に含めていいそうです。


そう考えると、なんだかできそうな気がしてきませんか?


休みの日はいつもより長く寝ることができるので、意外と簡単に16時間断食ができてしまうかもしれませんね。



今日はここまで。それではまた。



 おしまい 

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