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「いわたまさん」に選書してもらった話

こんにちは。つつみ けんいちろう です。気が付けば本棚が、仕事関連の論文みたいな書籍で溢れていました。我ながら、頭が固くてツマらん人間に見えますね(苦笑)

「もはや自分で本を選ばないほうが良いのでは…」と思っていたところに、たまたま見つけたのが、選書サービス。今日は、こちらの体験レポートをお届けします。

選書してもらう意義

突然ですが、みなさんは1年間に何冊の本が発売されているか、ご存じでしょうか?総務省統計局によると、令和元年は約72,000冊の本が発売されたそうです。すごい数ですね。

名著だと50年前とかの本も売ってるので、世の中には、天文学的な数の本が出回っていることになります。

対して、個人が読める本の数は限られていて、自分の場合は、せいぜい年間30~50冊程度。うーむ、1冊、1冊の本との出会いは貴重ですなー。

「せっかく読むなら、いい本を読みたい!」と思うものの、自分で本を選ぶとジャンルが偏ったり、売れ筋を読むも自分に合わなかったり、いい本に出会うのは本当に難しい。

そこで「選書」というサービスに出会ったわけです。本のプロである書店員さんが、自分にオススメの本を選んでくれる、なんという意義深い、お仕事。

「いわたまさん」の前に、いわた書店の話

今回、選書してくださったのは「いわたまさん」という方なのですが、その前に「いわた書店」の説明をしないといけません。

「いわた書店」は北海道・砂川市にある本屋さん。社長の岩田さんによる、一万円で選書してくれるサービスが有名なんです。なんと、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられるほど。

「岩田さんに選書してもらいたい!」

と思ったけれども、現在、大人気につき、年1回の抽選申し込みが必要とのこと。抽選申し込みは毎年9~10月ごろで、しかも当たる確率は低い狭き門・・・

とガッカリしながらホームページを回遊していると、社長の岩田さんではなく「いわたまさん」なら、すぐに選書してくれるという情報を発見。

「いわたまさん」って誰?

「いわたまさん」の正体は、いわた書店のスタッフ「及川 昌子」さん。つまり社長じゃなくて、スタッフさんが選書してくれるのです。

コロナで外出もできないし、本が読みたい、本が欲しい、選書してほしい、という電話が増えたそうで、でも社長の選書は抽選で順番待ち状態。

そこで、いわたまさんが「スタッフでもいいですか?」と聞いたら、「別にスタッフでもいい」と言われたことで、選書サービスを始めたらしいです。

いわたま選書を申し込んでみる

いわたま選書は2通りあり、「1.電話でヒアリングを受ける」「2.カルテを記入する」のどちらかを選べます。

断然、いわたまさんに興味があるので「1.電話でヒアリングを受ける」がいいのですが、こちらは1週間で3人しか受け付けてないとのこと。

毎週日曜日の午後に申し込みフォームがオープンするという情報。午後って、何時だ・・・ということで、過去のTwitterを探ってみると、どうやら13時15分ごろにフォームがオープンするらしい。

ということで13時ごろから、ホームページのリロードをひたすら繰り返して、13時20分ごろ、無事に申し込み完了。

いわたまさんと電話してみる

指定の時間に、いわたまさんから電話がかかってきて、15分ほど、あれこれ話をしました。

いわたまさん:「普段、どんな本を読むんですかー?」
つつみ:「仕事の本が多いですね。マーケティング、デザイン、イノベーションとか。物語は読まないんですよね。」
いわたまさん:「物語を読まないのに、本が好きって、何の本を読むんですか?」
つつみ:「・・・(いま、答えたんすけど)」

と若干、ディスられた感もありましたが。キッカリ15分ほどで、電話終了。選んだ本をメールで連絡してくれて、持っている本があれば、差し替えてくれるとのこと。

メールが届く

電話の会話からわかる通り、選書の中に持っている本が含まれているわけがなく、指定の金額を銀行振り込み。

電話で15分、話をしただけなのに、
「あっさり、物事を整理するのとか、コーチングとか好きそう。」
ってメールに書いてあり、めちゃくちゃ当たっております。

いわたまさんの洞察力、恐るべし・・・

「私の本棚を見せたい!!そんで堤さんの本棚に興味がない!!!(爆笑)」
としっかり、メールでもディスられましたww

いわたま選書とどく

自分じゃ、絶対に本屋で目に留まらない本ばかり。
いわたまさん、ありがとうございます。

直筆のコメント付き。選書を申し込む人間の中で、物語を読まないというのは、どうやらかなり特殊な人間だったようです。

感想

届いた本を読むのはこれからですが、いわたまさんと電話で話すところも含めて、エンターテインメント性が高いなー!と感じました。

ネットで本を買えば、ポイントも付くし、送料も無料の時代に、
買う本は定価だし、送料もかかるんだけど、それだけ以上に価値があるサービスです。

ご興味がある方は是非、いわた書店のホームページを見てみて下さい。

どの本から読もうかなー♪

読後の感想(2021年9月10日:追記)

選書を読んだ感想はこちらの記事にまとめてみました。よろしければ、あわせてどうぞ。

参考情報

いわた書店:https://iwatasyoten.webnode.jp/

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