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渋柿→あわせ柿→熟し柿

果物には追熟が可能なものがある。柿は代表的な例である。

渋柿の「渋」を取るために、渋柿のヘタ部分にアルコールを浸したりして「渋」を取る方法などがある。このような柿を「あわせ柿」といい、市販されている。もちろん、渋柿を買ってきて、自分であわせ柿を作ることもできる。

先日、干し柿を作るために、渋柿を買って来たところ、かなり熟した柿が1個ほど混入していた。干し柿にするには果肉が柔らかすぎるので、そのまま皿に乗せて日に当てていた。見事に熟したらしく、知らないうちに妻の胃に収まっていた。

もう一度チャレンジとばかりに渋柿を買いに出かけたが、今年は渋柿が少なく、入荷の見込みがないという。少し値段が高くなるが、食べられなかった「腹いせ」に、あわせ柿でもできるのではないかと目論み、試みることにした。妻の胃と自分の胃を満足させようと5つ追熟させることにした。

併せて、富有柿も自然に熟させることができるのではないかと2つ試みている。場所:エアコン室外機の上(昼夜間通じて)。

木で熟させる場合と、当然、異なるが、柿は渋が抜ければ、十分甘い。問題は果肉に歯ごたえが期待できないことである。追熟期間の見極めが重要となると思われる。

写真:左(あわせ柿・11月7日)、中(あわせ柿・11月6日)、右(富有柿・11月5日)

柿の追熟

※買ってきて置くだけ。(熟し柿好き者用)
※木で熟した柿も市場に出回る(通常少数で入手がチャンス次第)。あるいは、木で熟しているのを分けて貰う方法もあるが、滅多に機会はない。