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妻の記録:エプロンも板に付いてきた!

妻は手を打ち身するちょっと前から麺類を好んで食べなくなっていた。あれだけうどんが好きだったのに。あれだけラーメンが好きだったのに。あれだけ中華麺がすきだったのに。あれだけ、いやソーメンは食べるな~。そういえば、瓦ソバは好きだな~。

いつも買う中華麺よりも価格が高い中華麺(48円)を買ってみた。なかなか焼きそばを作ってくれなかった。自由に料理ができる今、焼きそばを作ることにした。

タマネギを刻み、キャベツを刻み、豚肉(鹿野高原豚)を用意し、中華麺を用意した。

豚肉を炒めながら塩胡椒を振る。豚肉の赤みがなくなった頃、タマネギを投入し、撓るまで待つ。タマネギが8分方炒まったところで、キャベツを投入し、混ぜる。一通り混ぜ終わると、ミリンを少々、酒を少々。

キャベツが撓ったところで、麺を入れて、混ぜ合わせる。麺が馴染んだところで、「オタフク お好みソース」を適宜投入する。オタフク お好みソース*の原料は「デーツ」で、コクのある甘さが特徴となっており、栄養価が高い。

https://www.otafuku.co.jp/product/detail/?product_id=12

デーツ(Date)はナツメヤシの果実であり、キリスト教と深い関係がある。時に、映画では、ナツメヤシの葉を持ってキリストを追い慕う様子が描かれていたりする。

「オタフク お好みソース」には、香辛料がブレンドされているので、他に香辛料などは必要がない。お好み焼きではなく、焼きそばに使うときには、お手軽な調味料となる。

画像のエプロンは子供と夫婦で「お好み焼き教室」に行った時、用意していったものである。そのときだけしか使っていないが、今になって使うようになるとは、思いもしなかった。

確かに、講師の言うとおり、お好み焼きを作ると、お好み焼きが美味しくできるという香りが漂ってきた。料理は一般に香りが嗅ぎ分けられるようになると、美味しくできると信じている。

「いい香りだ」。その香りがする焼きそばを妻に出すと、「美味しい。」と返ってくる。もう2度ほど作っている。

妻が手を打ち身して、4週間。後、2週間で治る見込みである。もうだいぶ手の浮腫が治まってきているが、まだ打った箇所は膨らんだままである。その箇所は痛いらしい。少しでも当たると、怒られてしまう。

「どうしてこうなったんかね~。」と何度聞かれたことか。手の痛さ以外は天使の笑顔が覗く。