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妻の記録:朝寝・昼寝・夕寝 から いつも寝

妻が妻が「朝寝・昼寝・夕寝」を始めて9ヶ月になる。リハビリの病院通いと食事の時を除いてほぼテレビの前に。テレビを見ているなと思いながら覗くと、テレビを付けっぱなしにして、横になっている。

もう「朝寝・昼寝・夕寝」のローテーションではない。事あるごとに寝ている。寝ているときに、食事の時間が来れば、やっとこさ起き上がる。リハビリの時間が迫ってくるとようやく起き上がる。

もう洗濯物が日のある内に干されることはほとんど無い。とうとう、代わりに干してしまった。眠い目を擦りながら、やっと「ありがとう・・・」といいながら語尾は寝て仕舞っている。

部屋は片付かず、衣類が盛り上がっている。今まで用途別にタオルを仕分けていたが、あちらにタオルを畳んでおいておく。こちらにタオルが、使っているのか、今から使うのか、何も分別できず、いつの間に野積みになっている。

ロボット掃除機が隣の部屋で掃除をしていても、お構いなしにグースカーピー。

ごくうは妻が寝る側でグースカーピー。散歩の時間になると、ごくうはキッチリと起き抜けて、とことこと散歩に。妻は「行ってらっしゃい、ムニャムニャ」、その後に多分寝ている。

ごくうが散歩から帰ると、時にごくうの夕食で待機していることがあるが、2回に1回はごくうが散歩から帰って起き上がり、夕食の支度。ごくうのことだけはキッチリ面倒を見ている。

しかし、夕食が済んで風呂に入り、食洗機の用意ができると(11時過ぎにスイッチを入れる)、テレビを見ながらグッスラコ。お陰で寝る時間が寝たまま遅くなる。ごくうが苛ついてくる。ごくうは寝る時間を心得ている。早く2階に上げろと、にらみつける。

妻を急かして2階に。骨粗鬆症予防の注射が待っている。

「イヤじゃねぇ~」「打たんといかんかねぇ~」

注射を打ち終わると、ごくうに歯磨き用のガムをやる。もうそのときには、妻は寝る準備ができている。というか、寝ぼけ眼で寝ている。

左足の膝裏を右足で掻いて、左足が利かなくなり、輪を掛けて寝るようになって2週間。手の打ち身の、二の足は踏みたくない。

<いえ、キチンと起きていることもありますよ。>