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ごくうが行く:強めに「ヴゎん」

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ごくうの散歩がまた中学生の帰宅時間と重なった。歩道は二人がやっと通れる幅しかない。出会えば、途中の空いた所で待機し、中学生の集団をやり過ごす。

5,6人の集団が来た。ごくうを尻目に見ながら通り過ぎる。5メートルも離れないうちに、「ごくうだってよ」「ごくう・・・」どこで名前を知った。

思う間もなく、次の集団が。後ろに一人、少し離れてフォローしている。ごくうを見て止まったが、可愛がろうかどうか、迷っている。友達はさっさと離れていく。ごくうはすでに足下に。(追いつかねば)踵を返して小走りに。

散歩は長い、中学校を回り、いつものコースを辿っていく。うん、そちらは別の散歩コース、連れられて行く。ごくうの魂胆は見えている。昨日はミハルちゃんとすれ違い。トレースしながら、てっちゃん道路に。

散歩後、いつものように「食べない」もう強制したりはしない。放っておく。その内食べるだろう。

仕事していると、寄ってきて食べ始めた。ごくうは、2,3度に分けて食べる。食べ終えて、側にやって来た。そのまま仕事を継続。隣で、「ヴゎん」と強めに吠えられた。見ると、キレイに食べている。「デザート」の要求だ。

デザートを用意すると、瞬く間に平らげた。そんな風に食事もしてくれるといいのに。わがままごくうは布団の中でお休みモード。スヤ、スヤ。手の掛かる犬だわい。