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リュウゼツランの見学に

リュウゼツラン(竜舌蘭)は数十年に一度咲くと言われる。周防大島のリュウゼツランが70年目と言われて咲いている。リュウゼツランが生えている場所は以前砂浜だったと言われている。ここ(周防大島内入)では、植えた記憶が無いので、タネが流れ着き、生えたもので、自生かもしれない、と言われている。

リュウゼツラン 70年

リュウゼツラン 70年-

確かに、ここ内入地区の海岸は漂着物が多い。問題は国内から流れ着いたのか、それともリュウゼツランの原産地・メキシコ付近から流れ着いた?いずれの地から流れ着いたのは夢を見るしかない。しかし、数十年に一度しか咲かない花に巡り会えたのは嬉しいことである。残念ながら、花が咲くと、枯れてしまう。

花はロゼットの中心から「マスト」(7メートル位)が伸び、いくつかの茎に別れ、その先端に沢山の筒状の房が付き、先に花が咲く。タネはでき、実生は条件さえ整えば、発芽する可能性はある。増やすのは、リュウゼツランは花が咲いた後、枯れ、ロゼットの株元に沢山の子株ができる。その一部から株分けして増やすことができる。

*ロゼット:地表で葉が並んだ状態。
*マスト:垂直棒